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神仙沼サワギキョウ・ウメバチソウ

神仙沼はとても涼しくて本州からのお客様は、
気持ちよすぎて帰りたくない、と言っていました。

今湿原には、ウメバチソウ、タチギボウシ、ナガボノ白吾亦紅などがたくさんあります。

沼の周りにはサワギキョウ

木道には深山ホツツジ

ノリウツギ


モウセンゴケ

神仙沼湿原は、何気なく歩くと気づかないで通り過ぎちゃうような
植物がたくさんあります。

モウセンゴケもその一つ

葉の先から、甘いかおりの粘液を出し、虫がくっつくと葉を丸めて、虫を消化吸収します。
粘毛が赤いので、たくさん生育している場所では、紅い毛氈(もうせん)をしいたように
見えるので、この名前がついています。

この粘液、虫にとっては、強烈なようで、
トンボまでくっついていました。

今の時期には、白いちいさなお花を咲かせます。


神仙沼タチギボウシ

神仙沼は、霧で幻想的です。
また、標高高い分、風が強く寒いです。

タチギボウシが咲きだしました。

湿原にはトキソウがいっぱい

根室河骨もたくさん咲いています。

ウメバチソウ一輪咲いていました。
これから増えそうです。


鶯色って・・・?

いつもこの場所で、ウグイス君が鳴いています。
この日も、よく通る声でずーっと鳴いていました。

あれ・・・?
鶯って、緑色ではないですね。

横を通る人も、 
「色が違うからウグイスじゃないよ」とか「あんなに大きいかな・・?」
とか言っています・・・。

もともと鶯色って、灰色がかった緑褐色のことを言うらしいです。
江戸時代では、鶯茶色といわれ、女性に大流行したらしいです。
現代では、メジロの色と混同されて抹茶のような緑色が鶯色のイメージになっていますが・・・。

また鳥の大きさって、実際見てみるとイメージと違うことがあります。
ウグイスのオスは大体16cm。
スズメが14cmですので、スズメより少し大きいですね。
この時は、胸を張って朗々と鳴いていたので、大きく見えたかもしてません。


ルリイトトンボ

神仙沼湿原は、トンボが多くなってきました。
沼の周りで飛んでいる青いイトトンボはルリイトトンボです。
瑠璃色のイトトンボ。
青いのがオスで、メスは緑色と青い色のものがいます。
湿原でトンボが飛ぶ様子を見ていると、初夏を感じます。


神仙沼エゾカンゾウ

神仙沼エゾカンゾウと根室河骨咲きました。
お花の種類増えています。
湿原の中に小さなお花がありますので、見逃さないでね。

根室河骨は今日咲いたのじゃないかしら・・?!
まだお花は一つだけです。

トキソウも見つけました!

ツルコケモモも、見つけた!!