カテゴリー別アーカイブ: ネイチャー通信

え~と。。

今年の干支はなんでしたっけ?

え~と・・・。

この時期になるとすっかり忘れる今年の干支。

もう新年から8カ月たちますもんね。

今日は、「もう忘れたんかい!」

と、カヌーコースの脇に姿を見せてくれました。


エゾユキウサギ

冬見るとかわいいユキウサギ。

ですが、今は夏毛なんでちょっと可愛くないかな?一瞬、ちっちゃい鹿かと思った。

冬になればフサフサの白い毛にかわり、雪の上をぴょんぴょん走る、名前通りの姿になります。

夏も冬も走るのは早いですよ。カメラが追いつかなかった。。

ところで、川の上にもウサギがいたんですよ。

マッドリバー社製のカヌーにはパイプをくわえたウサギがプリントされています。

これは、カナダの先住民クリ―族の言伝えがモチーフになっています。

”パンサーがウサギを狙っていましたが、ウサギはパイプをふかして余裕たっぷりです。なぜなら、ウサギはパンサーより賢く、絶対に捕まらない自身があるからです”

さあ!みなさんも、この自信たっぷりのウサギのように、自信たっぷりに川に漕ぎ出しましょう!!


カヌーから見える自然

カヌーに乗りながら自然の営みを見て楽しむ。

カヌーツーリングのだいご味ですね。

今日は、カヌーツーリング中に見ることができる、尻別川の自然を少し紹介します。


バイカモ

きれいな水に咲く、梅の花に似た水草です。

尻別川では下流域にあたる蘭越町付近でも見ることができます。

年々増えているように感じます。


オニグルミ

沢や川沿い多い広葉樹。

この実は食べれますが、ちょっと処理が必要。

昔、アイヌ民族はこの木の汁で黒色の染料を作っていました。


エゾノニワトコ

もうニワトコの実がなる季節になりました。

別名接骨木ともいわれ、打ち身、ねんざ、骨折に、この木の粉末を水で練って患部に張るとか。

さて、本当に効くのでしょうか?

遠い昔、この赤い実で果実酒を作っていたようです。


ミヤマカラスアゲハ

ゴール付近で最近たくさん飛んでいます。

たまに地面に舞い降り、吸水しています。

青みがかった美しい翅をもつ蝶です。

このほかにもたくさんの自然を見ることができます。

貴重すぎてブログでは書けないものもありますよ。(笑)

是非、参加頂き、ご自身で確かめてください。


神仙沼情報 7/18

ここ数日、小雨が続くニセコでした。

湿原の中では、ピンクのトキソウが目立ちます。
ちいさな花ですが、蘭の仲間です。

チングルマの花のあとも、なかなかかわいいものです。

お花の時期も、とても人気のある花ですが、この時期も人気があります。

「図鑑では見たことあるのだけど、本物を見たのは初めてだわ!」と先日の客さまは、
よろこんでいらっしゃいました。

見たい!!と思っても、自然のお花なのでなかなかタイミングが合わないのですが、
そのときどきで、お花たちはいい表情を見せてくれているように思います。


大きくなってきた雛たち

鳥たちの成長には目を見張ります。

生まれて2週間ほどで巣立ちをするのですから、

人間からみたらあっという間ですね。

数日前には巣の中で何羽いるのかわからないほどでしたが、

もう、巣から出てポーっと立っているやつもいますよ。

狭いし暑いのかな?そこは人間と一緒。


<頭は親鳥と変わらない大きさになってきました>

まだまだ親鳥は仕事がいっぱいです。

どんどん大きくなる雛は、食欲も旺盛になり、

しきりに餌を運ばないといけません。

事務所の周りの虫たちを凄い勢いでくわえていきます。

昨日は事務所に入った蝶を捕まえて、ドアから逃がしたら、

あっという間に捕まえられて巣に運ばれました。

飛んでる虫も上手に捕まえます。


<大きな口をあけて親鳥にアピールします。>

また、天敵に襲われないよう警戒も必要です。

巣の近くにある玄関に近づくと、

チッ、チッ、と鳴いて警戒します。

餌をやる時は、どちらかが高い木の上に留まり見張りをしているようです。

こんなに両親が一生懸命頑張って育てている雛です。

全員無事に巣立ちを迎えてくれよ!


「おう!まかしとけ~!!」


神仙沼情報 7/12

今日はお天気も良くなり、気持のよい神仙沼ネイチャーツアーでした。

湿原に入ると、エゾカンゾウやヒオウギアヤメが咲き、神仙沼のお花が一番賑やかな時期を迎えました。

7月、8月といえども、神仙沼は肌寒い日も多いのですが、きょうは暖かです。

今日は、トンボも多かったです。

ルリイトトンボやカオジロトンボ・・・・。
恋の季節です。

朝は霧がかかっていましたが、あっという雲が動き、チセヌプリも姿を現しました。

初夏の神仙沼を感じるツアーでした。


雛が生まれました

以前に紹介したハクセキレイの夫婦。

[NOCスタッフブログ]今年も・・・

その後、立派に5羽のひなを孵しました。

もっと人の出入りが無いところに巣を作ればいいものを、

玄関の横なんかに作るもんだから、

雛がかえったらめちゃくちゃ警戒しだして、

それでも、せっせと餌を運ぶので、

こちらもなんだか気を使います。


このつがい、おそらく去年も同じ過ちを犯しています。

[NOCスタッフブログ]カヌーに鳥の巣

この時も近づかないように気をつけていたのですが、

やはりカヌーの準備とかで刺激してしまい、たまらず放棄したようです。

さて、今年は窓の外を頻繁に行き来するのを横目で見ながら、

無事に孵るのだろうかと心配しつつ、

たまに、写真など撮らせていただきました。

巣の位置は、私のすぐ後ろの窓の上です。

いつも出かけたり戻ったりする気配を感じます。というか、パソコンの画面に影が反射してわかります。

「おめでとう!これからが大変だけど、がんばれよ!」

と声をかけると、

「ありがとう!去年の子共達の分まで、頑張るよ!」

と目の奥に光るものを湛えながら答えてくれました。

頑張って子育てしている映像はこちらです。


神仙沼情報

神仙沼は、順番にいろいろなお花が咲き、
いつ行ってもとても癒されるところなんですが、
この時期はお花がとても多くなるころです。

今年はいつもよりお花が遅れているように思いますが、
かえってそれが、たくさんの種類が一度にみられて
うれしく感じます。

湿原に入ると木道のわきに風に揺られてワタスゲが。

これからもっと増えそうです。

湿原の中には小さなコツマトリソウ

沼の中には、ミツガシワ

そして、沼のわきには羽化したばかりのトンボの姿が

季節ごとに表情のある神仙沼です。
次はエゾカンゾウかな