去年に引き続き、今年も夏休み前に休みを取って大雪山方面に観察旅行に出かけました。
今回は動物編で写真を紹介。
ギンザンマシコ。
ツンドラ地帯など寒いの大好きの鳥です。夏の北海道では高山帯の鳥です。本州では少しの記録があるだけの比較的珍しい鳥です。ハイマツの実をもくもくと食べていました。
ノゴマ。
せわしい声と、喉のきれいな赤が特徴です。
ビンズイ。
ヒバリのような声で鳴きます。岩に映えてきれいでした。
シマリス。
おなじみのリスですね。人気者です。
ナキウサギ。
今年も4時間ほど張り続けて、見てきました。その名の通り「キチッ」と鳴く小さな小さなウサギです。北海道内でも生息地が限られ、すばしっこいので、なかなか見られません。
花と風景も次回にちょこっと紹介します。
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神仙沼
湿原を代表するエゾカンゾウとヒオウギアヤメが咲き始めました。去年より半月ほど遅れていますがやっぱり見事!ニセコにいる方は今が行き時ですよ。もちろんこのあともいろいろな花が目白押し。
悲しい現実ですが・・・
先日チセヌプリでキツネを見ました。
「おっ、キツネだ」
なんて思っていると、ダッシュで近寄ってきました。いわゆる「観光ギツネ」です。
自分を守る上でのエキノコクスの問題もありますが、
http://www.noc-hokkaido.jp/wordpress/wp-content/index.php?UID=1143435729
野生動物を守るためにもこんな子ギツネが増えて欲しくありません。
というのも、「エサを与える」行為は餌目的で道路に出てきたキタキツネを自動車に轢かれる危険に晒すことになるのです。人間に頼ることによって餌を自分でとることを忘れ、観光客の少なくなる冬季には餓死する恐れもあります。
さらに悲しいのは、人間の食べ物を餌としていることで(そのほとんどはキツネにとっては甘すぎる食べ物)、それが下剤として作用してしまいます。そして、体力が衰えた結果、寄生するダニによって「疥癬病」(かいせんびょう)という皮膚病に侵され毛が抜け落ちて死んでいってしまうのです。
毛が抜けて寒いのか、農家の納屋などの室内で人知れず死んでいくキツネを初めて見た時はショッキングで、人間の罪を見たようでした。
エサを与えてあげることは、決して優しさとは違います。
これからの時期は観光客が急増する北海道、こういう事も知って欲しいと思いました。
すこし重くなりました・・・。
真夏の暑さ
今日は全国的に暑かった様で、ニセコもかなり暑かったです☆
そんな中、久し振りに山へ行って来ました。
最近カヌーの機会が増えて、山の方は1週間ちょっとご無沙汰だったので
行きたかったんですよね。神仙沼の花達も気になっていたし。
本日のルートは、神仙沼~長沼~シャクナゲ岳~白樺山~戻り(往復)
縦走ルートを往復するのも面倒ですけど単独なので仕方ない…。
天候はガスっぽくてイマイチでした(・д・)
でも今シーズン初顔の花達や山頂付近で高山にいる鳥達も結構見れたので
満足♪
神仙沼ではゼンテイカ(エゾカンゾウ)やヒオウギアヤメも咲き始めましたよ。
それにしても今日は本当に暑かったです。。湿度も高くて蒸し暑い。
山を歩きながら汗が滝の様に出てきてました(笑)
花が次々と
7月になって暖かい日が続き、神仙沼のお花達も続々と咲き始めています。
今シーズンは全体的に開花が遅れているな~と思っていましたが大分追いついてきたかな!?
今回は3日位前から咲き始めたミツガシワを載せます☆☆
今年は例年よりたくさん咲きそうな予感♪
ようやく・・・
つぶやき日記でも紹介している神仙沼。
先週の雨などで一気に雪が融け、木道も完璧に出ていて問題無く歩き回れます♪
今年は例年に比べて花の開花時期が遅れていますが、ようやく湿原にもカワイイ花達が咲き始めていますよ。
ワタスゲの花やショウジョウバカマ、エゾイチゲなんかが見頃です。
今年はどの花がたくさん咲くのでしょうか!?
花がどんどん移り変わっていくので、訪れる度に発見と感動があります☆
アオバト
アオバトという鳥がいます。
きれいな緑色をしたハトです。
僕が初めて北海道に来てこの鳥の声を聞いた時は何だか分からず、かなり不気味で「なにがいるんだ!?」と驚いた記憶があります。
大きくないけど、響く声で「アーーオーーアーオー」と悲しげに鳴くのです。
昨日、このアオバトが海水を飲みに来る、というところに行きました。
鳥というのは下を向いて水を含んでから上を向いて飲み込む、という動作を繰り返すものですが、彼はあの悲しげな声とは裏腹に「ゴクゴク」と力強く下を向いたまま飲み続けます。
中には顔をつけてまで「ゴクゴクゴクゴク・・・」
まるで、動物のようでした。
ちなみに下を向いたまま飲めるのはハトの仲間だけらしい。