朝晩の冷え込みも厳しくなってまいりました。
今朝の羊蹄山山頂部はうっすらと雪が。
冬に向かって着実に進んでいます。
昨日はこの秋初めてファンヒーターを使いました。
やはり部屋が暖かいって幸せですね。
これからカヌーコースの紅葉が見ごろになりますよ~。
シーズン終盤の川下りをお楽しみください。
羊蹄山の避難小屋(9合目)は、本日で本年度の営業を終了します。
今年は新築されたらしいので、来年は行ってみたいと思います。
清流日本一に何度も輝いた尻別川ですが、
大雨が降るとさすがに濁ります。
最近は短時間で強く降る傾向にあり、一気に土砂が川に流れ込むので、すぐコーヒー牛乳色に変わります。
雨の降り方だけのせいだけではなく、森林が伐採されて畑になり、河川改修で川の流れが速くなったのもすぐ濁る原因の一つだと思います。
古くからニセコに住んでいる人は、尻別川の水の量がとても少なくなったと言います。
山の保水力が減り、川はすぐ水を海に流してしまうので、ニセコのような中流域では水量が減っているのでしょう。
まだまだ尻別川流域は自然が豊かで、生態系も崩れることなく豊富な種と数を育んでいます。
しかし更に上手に人間と自然が共存できれば、もっと健やかな川の姿も見られると思います。
尻別川は地域の宝であり誇りでもあります。
子供たちに健全な姿で残したいと思います。
蘭越の「日最大1時間降水量」の記録が更新されました。
この、「日最大1時間降水量」とは、その日の任意の1時間内で降った最大の雨量のことです。
今月、8月27日に降った、64.5mm が観測史上(1976年以降)最も多い蘭越の「日最大1時間降水量」です。
64.5㎜の降雨量とは、1㎡の升に1時間で64.5㎜の雨水がたまる雨量です。
なーんだ、たいしたことないと思うかもしれませんが、
もし、1km四方に降ったとすると、1時間で6万4500tの水が空から落ちてきたことになります。
かなり激しい降り方だと言えるでしょう。
ちなみに、ベスト2と3は以下の記録になります。
2012/8/16 44.5mm
2010/8/24 43.5mm
蘭越の「日降水量」の観測史上1位は1981年8月23日なので、
「日最大1時間降水量」ベスト3すべての「激しい~非常に激しい雨」は短時間で止み、継続しなかったと言えます。
しかし、ベスト3がここ数年に集中しているのは、なにか気候変動の現れなんでしょうか?