カテゴリー別アーカイブ: カヌー

寒くたってカヌーはたのしい

最近は、日中でもやっと15℃ぐらいです。

曇りだとなおさら寒く感じますね。

でも、明るく楽しくカヌーを満喫されるお客様は多いです。

特にこの日のお客様はそうでした。

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だって、寒さ対策はバッチリだし、

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途中であたたかい紅茶やココアのサービスもあるし、

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ガイドはやさしいし、

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それよりなにより、キミの笑顔が可愛くてみんなニコニコだったから。


紅葉のカヌーを修学旅行のみなさんも満喫

昨日は久々の気持ちいい秋晴れ。

空気も澄み、山には白い雪、青い空には白い雲、緑の森には赤や黄色の紅葉が映える素晴らしい景色です。

そんな景色の中を、茨城の高校生のみなさんとカヌーで川下り。

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天気はいいけど風がちょっと冷たい。

それでもみんな元気、笑顔。

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遠くの山には雪が。

北海道らしい景色を堪能しています。

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麓は木々が色づいてきています。

のんびりと景色を楽しみながら下る、

カヌーの魅力をわかってくれる生徒さんたちでした。

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ゴール後に集合写真。

これから札幌に移動するそうです。

この後も楽しんでください。!(^^)!


この天気だからこそ見れる風景

せっかくの三連休なんですが、天気が悪いですね。

今年はGWからはじまって、夏休みも前回の連休も天気に恵まれず、空に向かって恨み節の一つでも言いたくなります。

まあ、仕方のないことですけどね。

でも、はっと自然の美しさを気付かせる一瞬がこんな天気にはあります。

厳しさの中にこそ見る価値のある風景が存在する。

そんな気がします。

それは悪条件のなかで、感性が研ぎ澄まされるからかもしれませんし、

偶発的に作られる光の加減で、美しく見える瞬間があるのかもしれません。

とにかく、外へ出ないと見れない風景です。

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朱太川のカヌーツーリング

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生憎の空模様でしたが、黒松内町から寿都町を流れる朱太川のカヌーツアーを行ってきました。

川幅は狭く、浅瀬も多いのですが、水は透明で平均的に浅いので安心して下れます。

上流部には日本北限のブナ林があり、河口部には風力発電の風車が並びます。

この時期は鮭の遡上も本格化し、あちらこちらで魚影が走ります。何ヵ所も産卵床が見れました。


濁り

清流日本一に何度も輝いた尻別川ですが、

大雨が降るとさすがに濁ります。

最近は短時間で強く降る傾向にあり、一気に土砂が川に流れ込むので、すぐコーヒー牛乳色に変わります。

雨の降り方だけのせいだけではなく、森林が伐採されて畑になり、河川改修で川の流れが速くなったのもすぐ濁る原因の一つだと思います。

古くからニセコに住んでいる人は、尻別川の水の量がとても少なくなったと言います。

山の保水力が減り、川はすぐ水を海に流してしまうので、ニセコのような中流域では水量が減っているのでしょう。

まだまだ尻別川流域は自然が豊かで、生態系も崩れることなく豊富な種と数を育んでいます。

しかし更に上手に人間と自然が共存できれば、もっと健やかな川の姿も見られると思います。

尻別川は地域の宝であり誇りでもあります。

子供たちに健全な姿で残したいと思います。

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26日午後のカヌーツアー

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27日午後のカヌーツアー


オニグルミ

最近オニグルミの実が、道端や川岸に落ちているのを見かけます。

緑色の梅ぐらいの大きさで、すこし先が尖っている形です。

このオニグルミは、リスやネズミの大好物で、

これからせっせと集めまわって、冬の食糧に蓄えます。

もちろん我々人間も、この山の恵みをいただくことができます。

先日カヌーに乗っていると、オニグルミの実が川に落ちて流れていました。

それを拾いながら川を下ると、これだけの実を集めることができました。

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桶で洗ってしばらく水につけます。

もう皮は黒くなりかけぶよぶよだったので、簡単にむくことができました。

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オニグルミの皮をむくときは、ビニール手袋かゴム手袋をしないと手が真っ黒になりますが、

今回は数が少ないのと、すでに外皮が腐っていたので素手で行いました。

皮をむいたら殻を洗ってしばらく乾かし、200℃のオーブンに入れてしばらくすると殻に裂け目が入ります。

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熱を加えず、そのままハンマーで割ったり、万力でつぶしたりしてもOKですが、砕けた殻と実が混じって後処理が大変になります。

裂け目ができた殻に包丁をいれてこじると、きれいに割ることができます。

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あとは爪楊枝で身をほじくりだせば、おいしいオニグルミの実を堪能できます。

味は濃厚で野生種ならではの強い香りがあります。

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こんどたくさん拾ってきて、クルミクッキーでも作りたいですね。


鵜の飛び立ちかた

最近カヌーコースで鵜をあまり見かけなくなりました。

なぜかはわかりません。

集中豪雨的な降雨が多く、川の水が濁っている期間が長いからか?

鮎があまりいなくなったからか?(鮎釣りのおじさんが言っていました)

はたまた、ここよりずっといい餌場をみつけたからなのか?

いろいろと考えはするものの、我々には検証しようがないですね。

それはさておき、先日珍しく鵜が泳いでました。

カヌーの川下で魚を物色していたようですが、カヌーがだんだん近づいてくると、

いつものごとく大儀そうにさらに川下に飛んでいきました。

この鳥は、空は飛べるし、水も潜れるというスーパーな能力を持っています。

ほんと羨ましいですね。

ところが潜る能力を兼ね備えた羽は、飛翔するときに十分な揚力を生まないようで、

バタバタと羽ばたきながら、水の上をバチバチと蹴ってやっとこさという観で飛び立ちます。

こんなに大げさな飛び立ち方をする鳥を私は他に知りません。

見た目は不細工で、魚を大量に食すので漁師・釣り師には嫌われているようですが、なんか愛嬌のあるので私は好きです。

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