この時期のカヌーツアーは紅葉がきれいです。
また、鮭の遡上も運が良ければ見ることができます。
今年の紅葉と鮭遡上のピークは少し遅れているみたい。
おかげで遅くまで秋の景色を楽しめそうです。
そうそう、神仙沼は紅葉のピークは過ぎ、広葉樹たちは落葉しはじめてるとか。
でも、ニセコから神仙沼にあがる途中の景色が素晴らしいらしいです。
ニセコの秋は黄色に染まるんです。
だから黄葉と言うのが適してるのかな?
カヌーで川に出るとたまに出くわす黒づくめの怪しいやつら。
岸の岩場にたむろして、川魚を狙う集団です。
いえいえ、密漁者ではありませんよ。
今日は鵜の話です。
尻別川には7月ぐらいから姿を見せます。
以前は夏から秋にかけてたくさんの鵜を見ることができましたが、
最近とても数が減りました。鮎が減った影響でしょうか?
鵜は水中に潜り、羽根を使って自由に泳ぎ魚を捕まえます。
大きな魚でもまるごとのみ込むので、「うのみにする」の語源にもなっています。
潜れるのはいいのですが、飛び立つのがカモより遅く、いつまでも水面をバシャバシャ蹴って、やっと飛びあがります。
たまに岩の上などで羽根を広げて乾かしたり、手入れを行ってます。
そのときカヌーが近づくと、残念そうにまた川に飛び込み逃げるところが可愛くもあります。
カモと違い鵜は首から上しか水面にでません。
一度潜ると1分ほどいなくなりますが、すぐ近くの水面にひょこっと顔を出します。
カヌーの前をまるで道案内のように、顔を出したりもぐったりする鵜はとても愛嬌があります。
見た目は真っ黒で気味が悪いと思われるかもしれませんが、よく見るとかわいい鳥です。
日本には川鵜と海鵜がいますが、北海道には海鵜しかいないと言われてきました。
近年はたくさんの川鵜が渡ってきているそうです。
尻別川の鵜はどちらだろう?と長年思っていましたが、最近やっと顔がはっきり写った写真が撮れ判明しました。
上の写真、口元をアップで見ると端に切れ込みがあります。
これは海鵜の特徴で、川鵜は切れ込みがありません。
まあ、すべての鵜が海鵜かどうかわかりませんが、とりあえず尻別川にいるのは海鵜かな、とすっきりしましたよ~ウッ!
今年の干支はなんでしたっけ?
え~と・・・。
この時期になるとすっかり忘れる今年の干支。
もう新年から8カ月たちますもんね。
今日は、「もう忘れたんかい!」
と、カヌーコースの脇に姿を見せてくれました。
冬見るとかわいいユキウサギ。
ですが、今は夏毛なんでちょっと可愛くないかな?一瞬、ちっちゃい鹿かと思った。
冬になればフサフサの白い毛にかわり、雪の上をぴょんぴょん走る、名前通りの姿になります。
夏も冬も走るのは早いですよ。カメラが追いつかなかった。。
ところで、川の上にもウサギがいたんですよ。
マッドリバー社製のカヌーにはパイプをくわえたウサギがプリントされています。
これは、カナダの先住民クリ―族の言伝えがモチーフになっています。
”パンサーがウサギを狙っていましたが、ウサギはパイプをふかして余裕たっぷりです。なぜなら、ウサギはパンサーより賢く、絶対に捕まらない自身があるからです”
さあ!みなさんも、この自信たっぷりのウサギのように、自信たっぷりに川に漕ぎ出しましょう!!
川のながれってホントに不思議です。
同じ川でも速いとこ、遅いとこ、逆向きに流れているところもありますね。
曲がりながら流れていたり、波があったり、渦があったり。
でも、ぷかぷかと浮きながら川に流されるのは理屈抜きでおもしろい!
しっかりとライフジャケットを着ければ安心して体験できます。
いま、「尻別川カヌーツーリング」に参加いただくと、この「川の流れ体験」に参加できます。
ただ、川に流されるだけ、大人でも子供でも大丈夫!
ガイドがしっかりとサポートしますから安心です。
参加は無料!カヌーツアーの休憩時に申し出てください。
参加者には記念品を差し上げます。
簡単なんだけど、実は安全な流され方が体得できる貴重な経験です。
とくに子供たちにはたくさん参加してほしいなぁ~。
しっかりと手と足を水面から出して、前を向いています。う~ん、いい流され方です。
カヌーの楽しみは多種多様。
カヌーを操り、行きたいところに行けることが楽しい人。
川の流れを感じ、周りの自然を楽しむ人。
相棒と協力して漕ぐことで、さらに絆を深めたい人。
最近は、愛犬とカヌーを楽しみたいという方も増えてきました。
ほんと、カヌーの楽しみはさまざまです。
今日は写真がお好きなご夫婦がツアーに参加され、
カヌーから(川の中から)の風景を撮りたいというリクエスト。
もちろんカメラを持ったらパドルは握れませんので、ガイドが一緒に乗りました。
とっても満足いく写真が撮れたそうです。
もし、こんなツアーがしたい、こんなことをしたいというリクエストがございましたら、なんでもご相談ください。
できる範囲でお応えします!
カヌーに乗りながら自然の営みを見て楽しむ。
カヌーツーリングのだいご味ですね。
今日は、カヌーツーリング中に見ることができる、尻別川の自然を少し紹介します。
きれいな水に咲く、梅の花に似た水草です。
尻別川では下流域にあたる蘭越町付近でも見ることができます。
年々増えているように感じます。
沢や川沿い多い広葉樹。
この実は食べれますが、ちょっと処理が必要。
昔、アイヌ民族はこの木の汁で黒色の染料を作っていました。
もうニワトコの実がなる季節になりました。
別名接骨木ともいわれ、打ち身、ねんざ、骨折に、この木の粉末を水で練って患部に張るとか。
さて、本当に効くのでしょうか?
遠い昔、この赤い実で果実酒を作っていたようです。
ゴール付近で最近たくさん飛んでいます。
たまに地面に舞い降り、吸水しています。
青みがかった美しい翅をもつ蝶です。
このほかにもたくさんの自然を見ることができます。
貴重すぎてブログでは書けないものもありますよ。(笑)
是非、参加頂き、ご自身で確かめてください。