カテゴリー別アーカイブ: カヌー

深まる秋

この時期のカヌーツアーは紅葉がきれいです。

また、鮭の遡上も運が良ければ見ることができます。

今年の紅葉と鮭遡上のピークは少し遅れているみたい。

おかげで遅くまで秋の景色を楽しめそうです。

そうそう、神仙沼は紅葉のピークは過ぎ、広葉樹たちは落葉しはじめてるとか。

でも、ニセコから神仙沼にあがる途中の景色が素晴らしいらしいです。

ニセコの秋は黄色に染まるんです。

だから黄葉と言うのが適してるのかな?


ゴール付近の森とカヌー


カヌーのみりょく

カナディアンカヌーをテーマにしたトークショーが9月9日に札幌であります。

今年から支笏湖でカナディアンカヌーツアーを提供している
「支笏ガイドハウスかのあ」の松澤氏が「奥深きカヌーの魅力」という題で講演します。

カヌーに興味がある方は、是非足をお運びください。

北海道はカヌーのフィールドがたくさんあり、初心者からエキスパートまで楽しめます。

カナディアンカヌーは家族でも一人でも、日帰りでもキャンプでも、何でも使える素晴らしい乗りものです。

北海道はカヌー天国。

ぜひ仲間になってください。


ウッ!

カヌーで川に出るとたまに出くわす黒づくめの怪しいやつら。

岸の岩場にたむろして、川魚を狙う集団です。

いえいえ、密漁者ではありませんよ。

今日は鵜の話です。

尻別川には7月ぐらいから姿を見せます。

以前は夏から秋にかけてたくさんの鵜を見ることができましたが、

最近とても数が減りました。鮎が減った影響でしょうか?

鵜は水中に潜り、羽根を使って自由に泳ぎ魚を捕まえます。

大きな魚でもまるごとのみ込むので、「うのみにする」の語源にもなっています。

潜れるのはいいのですが、飛び立つのがカモより遅く、いつまでも水面をバシャバシャ蹴って、やっと飛びあがります。

たまに岩の上などで羽根を広げて乾かしたり、手入れを行ってます。

そのときカヌーが近づくと、残念そうにまた川に飛び込み逃げるところが可愛くもあります。

カモと違い鵜は首から上しか水面にでません。

一度潜ると1分ほどいなくなりますが、すぐ近くの水面にひょこっと顔を出します。

カヌーの前をまるで道案内のように、顔を出したりもぐったりする鵜はとても愛嬌があります。

見た目は真っ黒で気味が悪いと思われるかもしれませんが、よく見るとかわいい鳥です。

日本には川鵜と海鵜がいますが、北海道には海鵜しかいないと言われてきました。

近年はたくさんの川鵜が渡ってきているそうです。

尻別川の鵜はどちらだろう?と長年思っていましたが、最近やっと顔がはっきり写った写真が撮れ判明しました。

上の写真、口元をアップで見ると端に切れ込みがあります。

これは海鵜の特徴で、川鵜は切れ込みがありません。

まあ、すべての鵜が海鵜かどうかわかりませんが、とりあえず尻別川にいるのは海鵜かな、とすっきりしましたよ~ウッ!


え~と。。

今年の干支はなんでしたっけ?

え~と・・・。

この時期になるとすっかり忘れる今年の干支。

もう新年から8カ月たちますもんね。

今日は、「もう忘れたんかい!」

と、カヌーコースの脇に姿を見せてくれました。


エゾユキウサギ

冬見るとかわいいユキウサギ。

ですが、今は夏毛なんでちょっと可愛くないかな?一瞬、ちっちゃい鹿かと思った。

冬になればフサフサの白い毛にかわり、雪の上をぴょんぴょん走る、名前通りの姿になります。

夏も冬も走るのは早いですよ。カメラが追いつかなかった。。

ところで、川の上にもウサギがいたんですよ。

マッドリバー社製のカヌーにはパイプをくわえたウサギがプリントされています。

これは、カナダの先住民クリ―族の言伝えがモチーフになっています。

”パンサーがウサギを狙っていましたが、ウサギはパイプをふかして余裕たっぷりです。なぜなら、ウサギはパンサーより賢く、絶対に捕まらない自身があるからです”

さあ!みなさんも、この自信たっぷりのウサギのように、自信たっぷりに川に漕ぎ出しましょう!!


川の流れを体験しよう!

川のながれってホントに不思議です。

同じ川でも速いとこ、遅いとこ、逆向きに流れているところもありますね。

曲がりながら流れていたり、波があったり、渦があったり。

でも、ぷかぷかと浮きながら川に流されるのは理屈抜きでおもしろい!

しっかりとライフジャケットを着ければ安心して体験できます。

いま、「尻別川カヌーツーリング」に参加いただくと、この「川の流れ体験」に参加できます。

ただ、川に流されるだけ、大人でも子供でも大丈夫!

ガイドがしっかりとサポートしますから安心です。

参加は無料!カヌーツアーの休憩時に申し出てください。

参加者には記念品を差し上げます。

簡単なんだけど、実は安全な流され方が体得できる貴重な経験です。

とくに子供たちにはたくさん参加してほしいなぁ~。

YouTube Preview Image

しっかりと手と足を水面から出して、前を向いています。う~ん、いい流され方です。


こんなツアーもできますよ

カヌーの楽しみは多種多様。

カヌーを操り、行きたいところに行けることが楽しい人。

川の流れを感じ、周りの自然を楽しむ人。

相棒と協力して漕ぐことで、さらに絆を深めたい人。

最近は、愛犬とカヌーを楽しみたいという方も増えてきました。

ほんと、カヌーの楽しみはさまざまです。

今日は写真がお好きなご夫婦がツアーに参加され、

カヌーから(川の中から)の風景を撮りたいというリクエスト。

もちろんカメラを持ったらパドルは握れませんので、ガイドが一緒に乗りました。

とっても満足いく写真が撮れたそうです。

もし、こんなツアーがしたい、こんなことをしたいというリクエストがございましたら、なんでもご相談ください。
できる範囲でお応えします!


カヌーから見える自然

カヌーに乗りながら自然の営みを見て楽しむ。

カヌーツーリングのだいご味ですね。

今日は、カヌーツーリング中に見ることができる、尻別川の自然を少し紹介します。


バイカモ

きれいな水に咲く、梅の花に似た水草です。

尻別川では下流域にあたる蘭越町付近でも見ることができます。

年々増えているように感じます。


オニグルミ

沢や川沿い多い広葉樹。

この実は食べれますが、ちょっと処理が必要。

昔、アイヌ民族はこの木の汁で黒色の染料を作っていました。


エゾノニワトコ

もうニワトコの実がなる季節になりました。

別名接骨木ともいわれ、打ち身、ねんざ、骨折に、この木の粉末を水で練って患部に張るとか。

さて、本当に効くのでしょうか?

遠い昔、この赤い実で果実酒を作っていたようです。


ミヤマカラスアゲハ

ゴール付近で最近たくさん飛んでいます。

たまに地面に舞い降り、吸水しています。

青みがかった美しい翅をもつ蝶です。

このほかにもたくさんの自然を見ることができます。

貴重すぎてブログでは書けないものもありますよ。(笑)

是非、参加頂き、ご自身で確かめてください。