カテゴリー別アーカイブ: カヌー

ツアー出発!

昨日の続きです。

エディーでカヌーに慣れたら、いよいよツアーに出発します。

川を横切るように中央部に向かうと、まずカヌーの前部が流れに乗り、カヌーは自然と川下側に向きを変えます。

一番流れの速いところ、本流とか流芯と言いますが、実はそこに乗るのが一番安定し、操作も楽なんです。

皆さんも怖がらず、流芯に乗ってください。

エディーから本流に入ると、カヌーはどんどん加速して流速と同じスピードになります。

そこで手を休めたらいけません。カヌーは推進力がないと不安定になります。

川の流れより、さらに速く進むつもりで漕いでくださいね。

流れに乗ったカヌーはすぐ視界から消えてしまいました。

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カヌーツーリングのスタート

尻別川(しりべつがわ)カヌーツーリングに参加してくださる方は、ほとんどがカヌー初体験です。
初めての方でも、参加者自身がカヌーを操作し川下りができる、日本では数少ないカヌーツアーです。
もちろん、小さなお子様、不安でたまらない方、お年を召されて体力に自信がない方、はガイドが一緒に乗ることも可能です。

カヌーツアースタート前に、広場でカヌーの乗り方、漕ぎ方、安全についてのレクチャーを行います。
その後、カヌーに乗り込みツアーはスタートしますが、
いきなり川を下らず、流れのないところ(カヌー用語でエディーと言います)ですこしカヌーに慣れてもらいます。

カヌーを川に浮かべてから右回転させ、エディーの中を直進するシーンです。
カヌーに座ってちょっと緊張している参加者に、スタッフがもう一度ポイントを伝えています。

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7月のカヌーツアー動画

北海道は梅雨がないと言われていますが、

えぞ梅雨とよばれるものはあります。

本州の梅雨と比べると全然快適なので、

梅雨がないと言われても、そうだなっと思ってました。

しかし、今年のエゾ梅雨は本場の梅雨?程ではないけど

蒸蒸しして雨の日が多く、急に大雨になったり、

天気予報が曇りでも1日中雨だったりとガイド泣かせです。

それでも、カヌーやフィッシングなどのアウトドアは人気があり、

雨のなかでも参加してしていただいてる皆様には本当に感謝しております。

今日は、7月の晴れた日のカヌーツアーと雨の日のカヌーツアーをお届けします。

晴れの日のカヌーツアーは、前日の雨で川は濁っているものの、

風がなく穏やかな尻別川を爽快に下っております。

雨のカヌーツアーは、結構強めの雨だったのですが、

逆にそれでテンションが上がり、とても楽しげなツアーでした。

雨の日のお約束、川霧もちゃんと出てくれて、

幻想的な尻別川の風景を楽しんでいただけました。

それでは、ご覧ください。

「初夏の尻別川カヌー」
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「7月雨の尻別川カヌーツーリング」
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これからいっぱい楽しむよ!

先日、ふらりと、定年退職されたご夫婦がキャンピングカーで、
ニセコアウトドアセンターにいらっしゃいました。

「カヌーがお置いてあるから、寄ってみたんだ」と満面の笑みでお話されます。

福岡からのお客様ですが、キャンピングカーで北海道を回っているとのこと。
いろんなことを、今、楽しんでいらっしゃるかんじです。

翌日、NOCのカヌーツーリングに参加してくださいました。

羊蹄山もはっきり見え最高のコンディション

通常は お客2名で乗っていただくのですが、
この日は、お客様のご希望でガイドも乗りこみ3人乗りです。

ご高齢の方や、小さなお子様を御連れの方、けがをされている方・・・
いろいろ工夫して対応できるかと思いますのでお問い合わせくださいませ

途中休憩でも、元気いっぱい
素敵なお二人でした
また、寄ってくださいね


尻別川クリーン作戦

今年も尻別川クリーン作戦が開催されました。

カヌーに乗って川から清掃を行うこの作戦。

いつもはもっと上流でツアーを行っているラフトカンパニーのみなさんもかけつけていただき、

17回目の今回もたくさんの参加者でゴミを拾いました。

今年はカヌーもラフトボートも足りなくなるぐらいでしたよ。

参加者のみなさん、ラフトガイドのみなさん、関係者のみなさん

どうもありがとうございました。

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CC-1に挑戦!

カナディアンカヌーにもいろいろ種類があります。

僕らがカヌーツーリングで使用しているのはツーリング用の一般的な2人乗りカヌーです。

そのほかにOC-1という急流用の一人乗り用カヌー、

OC-2という急流用の2人乗りカヌーがあります。

(正確な分類ではないのですが一般的にこう呼ばれます。)

”O”はオープンの意、”C”はカナディアンという意、その後の数字は漕ぎ手の人数です。

ですから、OC-1だとオープンデッキのカナディアンカヌー1人乗りのことです。

CC-1というものもあり、これはクローズドデッキ、カナディアンカヌー1人乗り、のこと。

あまり見かけませんが、カヌースラローム用の競技カヌーです。

カヌーガイドたるもの、いろいろなカヌーに乗り見識を深めなければ!

といいわけして、昔からNOCにあったカヤック競技艇のシートを取り外し、カナディアン仕様にして洞爺湖に向かいました。

CC-1のいいところは、沈してもエスキモーロール(転覆してもカヌーから降りずに元に戻すテクニック)が出来ればすぐカヌーを続けられるということです。

OC-1でもロールはできるのですが、おきあがったらカヌーの中は水で満たされ、そのままカヌーを続けるのは難しくなります。

CC-1はクローズドデッキで水が入らないので、いちいち水抜きをする必要がなく大変楽なんです。

しかし、操作はとても難しい。。

これは乗りこなすのに時間がかかりそうです。

まだ、フィッテングをしていません。シートやひざ当てを固定していないので、ほとんどじかに正座している感じです。

しっかりと体に合わせればもっと楽になると思います。

とりあえず漕ぐのに慣れたらロールにトライしてみました。

10回中2回成功。まだまだですね。

フィッテングを完成させて、もっとロールが出来るようになったら川にいってみようと思います。

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ちなみに一回目の沈は、漕ぎ始めてバランスをくずしたホントの沈です。(汗