7月17日~19日の3日間、豊平川でRACリーダー養成講座が開催されました。
私も講師として川に学ぶ体験活動のお手伝いをしてきました。
残念ながら写真はありません。初日はなんとか晴れていましたが、あとは雨でした。
1日目は座学です。活動時の注意やリスクマネジメント、フィールドの特性、などを勉強したのですが、河川工学博士の講義のなかで「200万都市を流れる河川で、豊平川ほど勾配のきつい河川は世界中でも類を見ない。」という言葉が印象的でした。
2日目の川での活動実習では、増水で予定していた幌平橋上流が使えなくなり、南大橋のしたで川の横断や魚獲りを実施。
捕まえた獲物を水槽で観察すると、2年生のヤマメがたくさんいました。ここはほんとに札幌なんだろうか?フクドジョウやウグイ、トビゲラなど生物が豊富です。
3日目はカヌー実習とスローバックレスキューだったのですが、どんどん増水していきます。同日の「豊平川イカダ下り」は中止になったようです。われわれも午前中で川から上がりました。
天候に恵まれず、予定変更や雨の中の活動で主催者、参加者とも大変だったと思います。それでもみなさん真剣なまなざしで、講習を受けておられました。今後の活躍に期待します。
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長良川
長良川シリーズです。
先月長良川に行きまして、先日少しだけ紹介したのですが、まだ他に面白いものがたくさんあったので紹介しています。

岐阜市内より長良川上流を望む。右端に麓が写っているのが岐阜城のある金華山、川の向こうに屏風山があり、地元では岐阜富士というそうです。

長良川といったら鵜飼です。鵜飼で使う木造小舟が係留されています。よく見たら足元にも係留用のステンレス環があり、ここまで増水するのか?と思ったら!

なんと川沿いのビルの2階部分にも係留ロープを巻き付ける金具が埋め込まれています。
ここまで増水することってあるのでしょうか?それより誰がロープを縛るんだろう?命がけですね。
川の指導者養成講座in夕張川1
RAC川の指導者養成講座を夕張川で行ってきました。
夕張川は、夕張市と南富良野町の境を源とし、夕張市、栗山町、由仁町、長沼町、岩見沢市、南幌町を流れ、江別市で石狩川に合流する全長136キロの1級河川。その夕張川がゆったりと流れる栗山町が今回の会場です。
講座は3日間行われ、今回は3日目が実習でした。

支流、阿野呂川より夕張川に向かいます。
川の中を歩きながら参加者は、川での活動の注意点や、アクティビティーの種類、進行の仕方など指導を受けます。

途中にカワセミの巣がありました。

中から雛の鳴き声がします。

川の中の危険場所の確認。
このように、木の倒れこんでいるところは、川底がえぐられとっても深くなっています。
また、大きな枝や他の木が沈んでいることもあるので、こんなところに行かせないやり方が必要。

夕張川に出ました。広々としてなんとも気持ちがいい。
ここでカヌーをしたらいい体験になりそうです。
魚をとりながら元の場所に戻りました。
水は濁っているものの、魚影は濃く、ヤマメ、エゾウグイ、ウグイ、キンブナ、トミヨ、エビなどがたくさん取れました。また、50cmクラスのコイが足元をかすめて泳いでいます。また、サケをよびもどす計画もあるそうです。

魚になったつもりで?魚道遡上体験。こんなきつい流れも、魚にとってはなんでもないのかな。
<続く>
長良川に行ってきました
もう2週間前の話になりますが、岐阜県長良川に行ってきました。
Eボートというものをご存じでしょか?
わかりやすくいうと10人乗りのカヌーなのですが、そのEボートの指導者を育成するための講師養成会が長良川で開催されたのです。主催は「川に学ぶ体験活動評議会」、通称RACです。
Eボートの名前の由来や生い立ちですが、なかなか深く、ここ説明するのは難しいので、興味のある方はインターネットや書籍等で調べてみてください。ものすごく簡単に言うと、EボートのEは”EXCHANGE”のE。”交流”という意味です。水域の人々の交流のツールとして役立つもので、河川や湖沼、沿岸の中で、または間で、様々な交流を促進することに使われてきました。そんなに知名度の高くないEボートですが、これから全国に浸透していき、交流の場が増えることを目標に活動していきたいと思います。

尻別川クリーン作戦
毎年恒例の「尻別川クリーン作戦」が6月20日に実施されました。

ことしも約300名の参加者が町内外から駆けつけ、清流日本一尻別川の清掃に協力してくれました。

川からの清掃班は、カヌー30艇、ラフト5艇に乗りこんで実施しました。ラフトボートではちびっこ部隊が大活躍。カヌー班も機敏な動きでごみを回収していました。
上陸場所にはダンプが待機してあり、拾ったゴミを積んでいきます。今年は全体で、2トンダンプ3台分のゴミが集まりました。これでも年々少なくなってきてると言われますが、これからもマナーを守った河川利用を促進していきたいと思います。
暑過ぎず・寒過ぎず
SATAKEです。
ちょっとブログをサボっていたら、もう2ヶ月もたっていたんですね(>_<)早いものです
先週からぐずついた空模様の道内ですが、NOCのカヌーツアーは雨にあたらずに、なかなかイイ感じです☆

春のセミの声がふりそそぎ、柳の綿毛が舞う中で、ゆったりと・・・そんな感じです。
カモメの御馳走
本日のカヌーツアーの出来事でした。
休憩の中州に上がったちょうどその時、1羽のカモメが浅瀬に舞い降りました。
バシャと水音をたててなにやら捕まえた様子です。トコトコ岸にあがってきたカモメは何かくわえていました。
よく見るとウナギのようです。

ニンマリ顔のカモメ君。今日は御馳走にありつけた?

びっくりする私たちを横目に、カモメは優雅に飛び去って行きました。

うなぎはヤツメウナギという種類で、昔から目にいいとされ尻別川でも漁がおこなわれています。ヤツメウナギドリンクは蘭越町の名産品です。
カモメはオオセグロカモメ。尻別川カヌーツアーでよく見かける鳥の一種です。


