天気がいい春のスノーシューツアーは最高です。
この日はミャンマーからのお客様でした。
御年80歳のお父様と、その御嬢さん、御嬢さんのいとこの3名です。
御嬢さんが日本にながく滞在しているそうで、なんとかコミュニケーションがとれました。
ミャンマー語は聞くのもはじめてですから。。(^_^;)
雪を見るのが初めての方もいて、とてもよろこんでいました。
スコップで雪を掘ったり、雪のかたまりをのこぎりで切ったり、そんなことが面白いそうです。
なんとなくわかる気がします。
岡山からのお客様でした。
スキー歴はあるものの、ネイチャースキーは初めてということで慎重に滑り出します。
ニセコアンヌプリとイワオヌプリの谷間にある五色温泉付近は標高約750m。
ニセコの中でも雪が多く、厳しい環境です。
この時期もまだまだ積雪は多く、麓に比べたら気温もかなり低いです。
午前はザラメ雪が凍り、なかなか難しいコンディションになることがあります。
斜面の向きや、風があたる場所、吹き溜まりができる地形など、あらゆる環境が雪の状況に作用します。
スノーコンディションを読むいい訓練になる季節でもあります。
ラッキーなことに晴天で、五色温泉付近は風もそんなに強くないでした。
一方、反対側のスキー場は風が強く、リフトやゴンドラが止まっていたようです。
雲一つない青空と、雪山に囲まれた五色温泉のフィールド、ここでティータイムも気持ちいいです。
ここら辺は高い木もないので、まさに雪が一面を覆っています。
ニセコで私の大好きな景色の一つです。
寒さも和らいできましたね。
真狩村のみなさんと羊蹄自然公園で自然体験活動を行いました。
先ずは親子で協力しながらイグルー作り。
コンテナを使って雪のブロックを作り、イグルーを作る班と、
雪を踏み固めてブロックを切り出し、イグルーを作る班に分かれました。
この日の雪はぜんぜん固まらなく、もろいので苦労しました。
特に踏み固める班は、ザラメの層がいくつもあるのですぐブロックが割れてしまいます。
それでもなんとかお昼には出来上がり、なかでおいしい豚汁をいただきました。
午後からはスノーハイクです。
スノーシューを履いて、尾根に取り付きます。
急な斜面を元気いっぱいに登る子供達。
大人たちはのんびりと登って行きました。
いろいろな植物の種を見つけたり、動物たちの足跡を追っかけたりと、
冬の森の楽しさを発見できました。
最後のお楽しみは、尾根を下るボブスレー?
お尻にビニールシート(米袋を使いました)を敷いて、
大人が歩いてつけた溝を滑り降ります。
これが、迫力があって面白い!
夢中になって滑る子供達。
何回も登りかえして滑っていました。
夏にはできない遊びをいっぱい体験できました。
雪って素晴らしい天からの贈り物です。