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神仙沼情報

神仙沼は、順番にいろいろなお花が咲き、
いつ行ってもとても癒されるところなんですが、
この時期はお花がとても多くなるころです。

今年はいつもよりお花が遅れているように思いますが、
かえってそれが、たくさんの種類が一度にみられて
うれしく感じます。

湿原に入ると木道のわきに風に揺られてワタスゲが。

これからもっと増えそうです。

湿原の中には小さなコツマトリソウ

沼の中には、ミツガシワ

そして、沼のわきには羽化したばかりのトンボの姿が

季節ごとに表情のある神仙沼です。
次はエゾカンゾウかな


白樺山その後

前回の白樺山記事から約10日たった6月30日に白樺山トレッキングがありました。
今回は山ガールをめざす(?)女性3名。
遠くの景色は雲がかかっているところもあったのですが、近場の山は見えていて満足できました。


お花はツバメオモトは終わりましたが、ハイオトギリが咲きそうです。稜線上ではミヤマアズマギクはまだいっぱい、シラネアオイは少なくなってきたのですが、エゾカンゾウが咲き始めていて、つぼみもたくさんありました。
このように、季節の移ろいとともに山の表情も変わっていくのです。
いつの時季でも発見がありますので、ぜひ見に来てください。


五色温泉から神仙沼

一日トレッキングを五色温泉登山口からスタートして神仙沼までのコースで行いました。山の上部は雲がかかり景色はあまり望めなかったのですが、咲いている花たちに癒されてきました。

コースにはまだ雪の残っているところがありますが、今日のお客様もトレッキングシューズで問題なく歩いていました。

いろいろな花が咲いていますが、イワオ付近は何と言ってもイソツツジ。

ウコンウツギも満開でした

アカモノやマルバシモツケなどはほとんどつぼみでした。
これからどんどん良くなりますよー

大沼は水量が多くいつもの休憩場所はまだ水没していました。


お花畑の白樺山

白樺山は今がベストといってもいいくらいお花でいっぱいです。
標高923mで高低差があまりなく歩きやすい山です。

登山口付近の池では、グエッグエとエゾアカガエルの声が・・・。
その横でミズバショウが可憐な姿を見せてくれています。

この日は霧雨の中登り始めました。
白樺山といいますがダケカンバがほとんどです。

10分も歩くと晴れ間も見え、次々とお花たちがお迎えしてくれました。

足元にはツバメオモト

目線にはムラサキヤシオ 

シラネアオイが満面の笑みでこんにちは

山頂付近はミヤマアズマギク
ニセコ連峰ではこの山だけに咲いています。

お花の連続で飽きることなく山頂に着きました。

写真が趣味のお二人は尾根からの景色にもご満悦のようでした。
蘭越町や日本海側が見えます。

残雪の多い目国内岳の山頂も見え隠れしていました。


花と湿原のニセコ連峰トレッキング(3)

今日は鏡沼です。

実は、【花と湿原のニセコ連峰トレッキング】ではあまり行きません。

しかし、ニセコにある美しい湿原と沼のひとつで、

神仙沼とまた違った趣があります。

ワタスゲとツルコケモモの群落が見事です。

でも、今回は少し早かったみたい。

ところどころ残雪が行く手をふさぎます。

沢も行く手をふさぎます。
(ちょっとおおげさですが・・汗)

しかし、登山口から1.8km。
たどりついたら楽園でした。


この日はちょと曇りで風がつよく寒々としてますが、
晴れて風がなかったら、まわりの木々や山々が湖面にうつるまさに鏡沼。
浮島も漂ってます。

ワタスゲの綿がちょっとできてます。
もうすぐ見事な風景になりますよ~♪

ゼンマイの群落もあります。

数日して葉が広がると、まさに「シダ」ってかんじになります。


アップで見ると原始時代の植物みたい。恐竜が食べてそう。
デポン紀ぐらいが起源らしいけど、なんかそんな感じしますね。(よくわからんけど)

今回は行きませんでしたが、ココからアンヌプリ山頂にもいけます。

ニセコのトレッキングはたくさんのコースがあり、それぞれに見どころがあり、

ほとんど半日~1日の日帰りでいけます。

深く厳しい山もたまにはいいですが、ニセコのような親しみやすい山も私は好きです。


花と湿原のニセコ連峰トレッキング(2)

今日は白樺山を紹介します。

ニセコ連峰の数ある山のなかで、花の山と言ったら白樺山です。

今年もいっぱいの花を咲かせていました。

まだ残雪もありますが、歩きやすいのも魅力の一つ。

足元に咲く可憐な花を愛でながらのんびり歩けます。

足元だけじゃなくたまには上の方も見てください。

小さい花でも、花をつけるのに長い歳月が必要です。

林内から稜線に出ると花の種類も変わります。

春の妖精もここに居ました。
種が熟してます。

ニセコ連峰では珍しい花もたくさん咲いています。

山頂では、遠く積丹半島の山々が見渡せます。

まだまだたくさん咲いていましたが紹介しきれません。

以上、僕の好きな白樺山でした。


花と湿原のニセコ連峰トレッキング(1)

ニセコ連峰の山々にも春が訪れて、高山植物が咲き始めてきています。

ということで【花と湿原のニセコ連峰トレッキング】のコースの一部を歩いてみました。

思ったよりも残雪は少なく、虫もそれほどでもないでしたが、やはり登山靴と虫よけは必須です。

裾が汚れるので、スパッツも用意したいところ。

さて、まずは足ならしに「神仙沼」へ。

木道が整備されアップダウンも少なく、他の地域なら1時間以上汗だくになりながら登らないと見れない風景が、お散歩程度の労力で見られるのが魅力です。

林の中を歩き始めてすぐ「ムラサキヤシオ」お出迎えしてくれました。

ツツジの一種で早春に見事な紅色の花を披露してくれます。

続いては「チシマザクラ」です。まだサクラが咲いています。

咲き始めはピンク色なんですが、さすがにみんな白色に変わっているな~なんて思ってたら、


まだピンク色まありました。 w( ̄o ̄)wォォ!

湿原に近づくと足元に増えてきたのが「エゾイチゲ」
エゾイチゲ

と「ミズバショウ」

春の湿原!って感じですね。

湿原にはいると、

「ショウジョウバカマ」が咲いていました。

まだ湿原内のお花は少ないですが、これから次々といろいろな花が咲き始めます。
今年はしっかりトップバッターの花から見れて幸せ~♪

次回は白樺山を紹介します。おたのしみに!