ここのところ週末ごとに荒れた天気だった道内ですが、今回は安心なようです

完成したイグルーと記念撮影

今日は11人の大学生がイグルー造り
ここのところ週末ごとに荒れた天気だった道内ですが、今回は安心なようです
完成したイグルーと記念撮影
今日は11人の大学生がイグルー造り
先週のあるテレビ番組の中で「雪国サミット」というものがあり、
どんなものかと視てみたら単なるあるあるネタの披露会で、
「な~んだ」と思いましたが、
考えてみれば、
雪がある暮らしとない暮らしってまったく違うものだな、
とあらためて考えさせられました。
先週地元保育園の「雪中運動会」なるものを見に行ったのですが、
これも南国ではできないものです。
いつもは砂場とかある公園部分に除雪の雪山が出来あがり、
そこを使ってそり滑りやチューブ滑りをまじえた競技が開催されていました。
子供たちは寒さを感じないのか元気に走りまわり滑っています。
これもこの子達が成長して東京や大阪などに出て行ったら、
地元の懐かしい思い出として周りの人に語られるのでしょうね。
温暖化が進み、雪が降らなくなると
このあるあるネタも過去のものになってしまいます。
雪国ならではの暮らし、
辛いこともありますが楽しいこともいっぱいあります。
大切に守っていきたいものです。
もう2週間も前の事ですが、
NOC事務所にて倶知安風土館学芸員の岡崎さんより
「ニセコとエキノコックス」
という内容のお話を聞かせていただきました。
岡崎さんは羊蹄山麓でエキノコックスの調査をされていて、
倶知安町ではエキノコックス感染狐の減少に成果をあげている方です。
(エキノコックスについては、過去記事を参照してください。)
http://www.noc-hokkaido.jp/diary/?p=69
http://www.noc-hokkaido.jp/diary/?p=7
主にニセコでアウトドア活動をされているかたに声をかけ、
NOCスタッフを含め10名ほどが集まりました。
ニセコでもエキノコックスに感染したキツネが存在し、
人間の生活圏に近いテリトリーをもつものもいるそうです。
外から帰ったら手を洗う、山菜などは熱を加えて食べる。
など、基本的な防衛策で人への寄生は防げるようですが、
怖いのは犬もエキノコックスを媒体するということ。
ニセコで犬を飼っている方、ニセコに犬と訪れる方は
犬がネズミを食べなようしっかり管理する必要があります。
「うちの犬は、ネズミなんか食べない」
と思うかもしれませんが、実際は飼い犬でもネズミをよく食すようです。
ご注意ください。
また、エキノコックスの卵は寒さに強いため、
夏よりも冬のほうが活性を保ったまま自然界に存在します。
子供が雪を食べている風景をよく目にしますが、
やめさせたほうがいいと思います。
ほぼ北海道の全域でエキノコックスの分布が確認されています。
ニセコ町でもベイト(キツネの虫下し)を散布することになったようです。
これからの行政の対応に期待したいところです。
今年の1月末から2月初旬にかけて、
サーバーを移転しました。
それに伴い、プログのバージョンも変更しましたが、
なかなかプログラムが正常に動作しないようで、
試行錯誤の結果、ブログそのものを交換することになりました。
見慣れたブログ違うので、ちょっと違和感がありますが、
これからもよろしくお願いします。
百年の森ファンクラブ主催の「木の曜日講座-自然を学び自然に学ぶ-」が今年も開催されるそうです。
毎週木曜日の7時から、各界の著名な講師のお話が聞ける素晴らしい集いですので、紹介したいと思います。
梅田 滋氏 町民まちづくり編集工房
中村 齋氏 中村博物館学研究所
◆時間 6時半開場 7時開演
◆場所 倶知安風土館
※風土館入館料100円が必要です。
現在、サーバーの引っ越し中です。
メール、HP、ブログなど調整中で、
皆様にはご迷惑をおかけしております。
もう少しで落ち着くと思います。
申し訳ございません。
ところで、おとといの日本経済新聞に
「地球の気候 当面寒冷化」
というものがありました。
CO2の排出での温暖化を、自然の変動が打ち消していて、
去年の気温は21世紀で最低だったと書かれています。
あんまり実感がないですね。
去年の燃料高で環境型のエネルギー開発に拍車がかかり、
温暖化対策も国際的に一歩進んだ印象です。
石油が再び暴落して、温暖化も予測より下まわるとなると、
以前のようなエネルギー浪費型社会になるのか気になるところですが、
景気もこんな状況で、しばらく地球にやさしい時期が続きそうですね。
それでもCO2排出量を減らす努力は、もちろん必要です。
スキー愛好家としては、ちょっと安心する記事でした。