川の流れの緩急が楽しい!

尻別川カヌーツーリングは、のんびり景色を楽しめる穏やかな区間と、爽快な気分を楽しめる流れが速い区間が交互します。

初めてカヌーに乗る方は、流れの速い所にくると少し緊張するようですけど、(もちろん、楽しんでいる人もいらっしゃいますが)

だんだん慣れてくると早瀬が楽しくなってきます。

やはり、瀬を下るときの爽快感とスピード感は格別なものです。

気分を高揚させ、うまく下れた時の充実感を高めてくれます。

そしてそれがその後の、のんびりした区間をさらに引き立てます。

カヌーの上で平穏な気分に包まれて、まわりの景色を楽しめるのです。

流れの緩急は、気分を高揚させたり、逆に落ち着かせたりとアクセントをつけお互いを際立てます。

どちらだけでは楽しめません。

この緩急が必要なのです。

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【注意!】カーナビがとんでもないところに誘導します。

カーナビで、ニセコアウトドアセンターを電話番号検索すると、メーカーによっては、16kmも離れた蘭越町に誘導されます。往復1時間弱、燃費8kmの車だと約640円の損失が発生します。カーナビの使用は十分ご注意ください。車でお越しの方は、必ず、地図で確認してください。
http://www.noc-hokkaido.jp/nocmap.html


なんでしょう?!

さすがのニセコも暑くなり、水場がいいな・・・ということでハイキングで足の伸ばし、長沼に行きました。

長沼をのぞいてみると、なんだろう・・細長い生き物が・・・。

イトトンボの幼虫でした。

尾が分かれいて、エラの役目をし、ここから酸素を取り入れて呼吸します。


イワガラミ

カヌーで下っていると、イワガラミがびっちり巻きついている樹を見つけました。

あまり派手な花ではないけど、たくさん咲くので遠くからでも目立ちます。

花びらみたいに見えるのは、「装飾花」といって虫にアピールするためとか。

本当の花は、真ん中にある小さい粒が集まったように見えるやつ。

これが受粉して種になります。

同じようなものにツルアジサイがあります。

ツルアジサイの装飾花は4枚、イワガラミは1枚です。

種になるとイワガラミはしぼんでしまって、枯れたススキのようになりますが、
ツルアジサイはパリッとして元気な感じです。

どちらも樹や岩にからみついて、高い場所に登って行きます。


神仙沼7/26

神仙沼の木道工事は終了しました。
レストハウスから歩くことができます。

きょうは、午後から神仙沼へ行きましたが、ちょうど雨風が強かったので、
10分くらいレストハウスの2Fの展示物をみたりして、雨がやんでから歩きだしました。

神仙沼に、ただいま咲きはじめているのは、
タチギボウシと

沼の中のネムロコウホネ(黄色の花)です。

そのほかには、ヒオウギアヤメ、トキソウなど咲いています。

雨後のしっとり湿原です。
神仙沼は、比較的涼しい場所なので、念のため、長袖を準備されたほうがよいですよ。


ニセコのお水

ニセコ周辺は、湧水が多く、お水がおいしいことでもよく知られています。

ここは、ニセコ甘露水です。

ニセコグランドホテル前のさかもと公園にあります。
昭和天皇が、「甘露である」と喜ばれたということでこの名前が付きました。
くせがなく甘味のあるお水です。
ハイキングの後に立ち寄り、お水をいただくと一層おいしく感じました。
もちろん、無料ですので、お時間あれば寄ってみてください。


神仙沼、大谷地から

神仙沼のレストハウスからのルートは、木道の補修工事のため、7月26日まで平日通行止めとなっていますが、大谷地からは歩くことができます。

大谷地からのコースは、ときどき木道があるものの、草やツタウルシが道にかぶさっているため、気をつけて歩く必要があります。

こんな木も木道にかぶさっています。頭上にも注意が必要です。

雪の重さのため、ねじれて成長しているダケカンバです。

湿原に出るまでに、出会ったお花

アカモノ

ゴゼンタチバナ

   ハナニガナやマイヅルソウなども咲いていました。

30分ほど歩くと、視界が開けてきます。いよいよ神仙沼湿原に到着です。

いつものコースだと物足りないと感じる方には、ちょうどよいハイキングコースかもしれませんね。

トンボが日に日に増えているように感じます。(カオジロトンボ)

湿原には、トキソウ、エゾカンゾウ、ワタスゲ、ヒオウギアヤメなどがさいています。

チングルマの実も人気です。