名古屋の名物1

長良川シリーズ名古屋編です。
岐阜の帰りに名古屋で1泊でした。今回の集まりで知り合った名古屋の方に名物を尋ねたところ、「”ひつまぶし”と”みそかつ”は絶対食べて帰りなさい」と有名店を教えてくれました。
一緒に聞いていた方が、「ついつい”ひまつぶし”と言ってしまうね」と言ってましたが、私もついつい”ひまつぶし”と言いそうになります。

ホテルにチェックインし、インターネットで教えてもらった有名店の場所を調べます。まずは”ひつまぶし”の名店「ほうらいけん」。中華屋さんのような名前ですが、なかなかの繁盛店で1時間待ちとか普通にあるそうです。なるべく夕食時間に重ならないよう遅めに行ったのですが、40人ほどの行列ができていました。それではと、”みそかつ”の名店「やばとん」にいくも、こちらも大行列。

名古屋の繁華街をうろつきながら、時間をつぶすことにしたのですが、名古屋コーチンだの、手羽先だの、きしめんだの、味噌煮込みうどんだの、興味をそそるものが目につきます。いっそそれらを食べようかという思いにかられましたが、せっかくの名古屋で”ひまつぶし”、いや”ひつまぶし”は外せないな、ともう一度「ほうらいけん」にいくと、行列が20人ぐらいに減っています。結局一人だったので、15分程で店内に入れました。

そしてこれがひつまぶし。おひつの中に細かく刻んだウナギとご飯が入っています。混ぜて食べるのもよし、薬味と食べるのもよし、お茶をかけて食べるのもよし、と3種の食べ方が楽しめます。隣の人の食べ方を盗み見ながら食べました。お茶をかけるのは抵抗がありましたが、それが一番うまかった。


長良川

長良川シリーズです。
先月長良川に行きまして、先日少しだけ紹介したのですが、まだ他に面白いものがたくさんあったので紹介しています。

岐阜市内より長良川上流を望む。右端に麓が写っているのが岐阜城のある金華山、川の向こうに屏風山があり、地元では岐阜富士というそうです。


長良川といったら鵜飼です。鵜飼で使う木造小舟が係留されています。よく見たら足元にも係留用のステンレス環があり、ここまで増水するのか?と思ったら!

なんと川沿いのビルの2階部分にも係留ロープを巻き付ける金具が埋め込まれています。
ここまで増水することってあるのでしょうか?それより誰がロープを縛るんだろう?命がけですね。


鵜飼

長良川シリーズです。
鵜飼舟には乗れなかったのですが、岸から見てました。
鵜飼で鵜を操る方たちを鵜匠と呼びます。鵜飼の行われる川のすぐ近くに住んでいて、昼にちょっとのぞかせていただきました。

海鵜を使用しているようです。羽を切っているので、飛んでは逃げないそうだとか。

夜、鵜飼が終わったころにもう一度お邪魔しました。
木箱で3~4枚、100匹ぐらいの収穫でしたが、鵜匠さんは「顔が不細工や」とほとんどはねていました。
売り物になるのは、ほんの10匹ぐらいだったようです。漁獲量も相当減少しているそうです。

鵜飼が終わったら家族総出で片付けを行っています。鵜飼のとき付ける腰蓑をつけさせてくれました(写っているのは同行者)。
とても親切にお話を聞かせていただき感謝しています。

この界隈は長良川独特の地域性があり、非常に面白かったです。北海道では絶対に見れない街並みと暮らしです。

鵜飼は完全世襲制。跡継ぎがなければ、養子をとるそうです。


モナカにアイスを詰めて売っています。あついのでなまらうまかった。


川の指導者養成講座in夕張川2

捕まえた魚を水槽に入れて観察しました。
エゾウグイが多く、産卵の時期を迎えているようです。

午後は夕張川本流で、安全管理についての実習です。
PFD(ライフジャケット)をつけて川に流されたり、スローロープの使い方を学びます。
実際に流される人と助ける人と組んで、レスキューのシュミレーションを行いました。

そのあと、カヌーを使っておこなう体験活動の進め方、カヌーの操作方法を実施し、カヌーが転覆した際の対処法を全員に実演してもらいました。

当日は気温も高く、川に入っていても気持ち良かったです。
参加者の皆さんは3日間の講習でだいぶ疲れたようです。お疲れ様でした。


川の指導者養成講座in夕張川1

RAC川の指導者養成講座を夕張川で行ってきました。
夕張川は、夕張市と南富良野町の境を源とし、夕張市、栗山町、由仁町、長沼町、岩見沢市、南幌町を流れ、江別市で石狩川に合流する全長136キロの1級河川。その夕張川がゆったりと流れる栗山町が今回の会場です。
講座は3日間行われ、今回は3日目が実習でした。

支流、阿野呂川より夕張川に向かいます。
川の中を歩きながら参加者は、川での活動の注意点や、アクティビティーの種類、進行の仕方など指導を受けます。

途中にカワセミの巣がありました。

中から雛の鳴き声がします。

川の中の危険場所の確認。
このように、木の倒れこんでいるところは、川底がえぐられとっても深くなっています。
また、大きな枝や他の木が沈んでいることもあるので、こんなところに行かせないやり方が必要。

夕張川に出ました。広々としてなんとも気持ちがいい。
ここでカヌーをしたらいい体験になりそうです。

魚をとりながら元の場所に戻りました。
水は濁っているものの、魚影は濃く、ヤマメ、エゾウグイ、ウグイ、キンブナ、トミヨ、エビなどがたくさん取れました。また、50cmクラスのコイが足元をかすめて泳いでいます。また、サケをよびもどす計画もあるそうです。

魚になったつもりで?魚道遡上体験。こんなきつい流れも、魚にとってはなんでもないのかな。

<続く>


長良川に行ってきました

もう2週間前の話になりますが、岐阜県長良川に行ってきました。
Eボートというものをご存じでしょか?
わかりやすくいうと10人乗りのカヌーなのですが、そのEボートの指導者を育成するための講師養成会が長良川で開催されたのです。主催は「川に学ぶ体験活動評議会」、通称RACです。
Eボートの名前の由来や生い立ちですが、なかなか深く、ここ説明するのは難しいので、興味のある方はインターネットや書籍等で調べてみてください。ものすごく簡単に言うと、EボートのEは”EXCHANGE”のE。”交流”という意味です。水域の人々の交流のツールとして役立つもので、河川や湖沼、沿岸の中で、または間で、様々な交流を促進することに使われてきました。そんなに知名度の高くないEボートですが、これから全国に浸透していき、交流の場が増えることを目標に活動していきたいと思います。