昨日、朝起きて驚きましたね。
10センチぐらいの積雪。
もう、夏タイヤに変えてしまったせっかちさんもいたのでしょう。
妙にゆっくり走る車が多かった、昨日のR343。
路肩転落事故もありました。
たしかに、3月からスタッドレスは必要なかった気がしますが、
天気は気分やですから気をつけましょう。
ちなみに、NOCのある人は、峠に雪が降る前日に夏タイヤに変えて、車を置いていきました。
Full Moon
昨日は満月。
雲も少なく晴れていたので羊蹄山麓の半月湖に寝袋持ってビバーク(野宿)しに行きました☆
冬の満月の夜は月の光が真っ白い雪に反射して特に明るいです。
ヘッドランプ無しでも全然大丈夫!!
スノーシューで森の中を歩き、絶好のロケーション場所に移動して寝袋に包まり、双眼鏡とカメラ片手に静寂の森を楽しんでいました。野生動物の観察が目的★☆
キレイな満月と星を見ながらウトウトしてたら夜中にはエゾフクロウの声が。
「ホッホー、ゴロスケホウコウー…」と夜中の2時頃と4時過ぎに結構近くで鳴いていました。
起こされたけど嬉しい瞬間です(笑)
その後、熟睡しようも意外と気温が下がるし、雪もパラつく時間帯があってなかなか寝れませんでしたが何とか眠りの森へ。
朝は6時頃、野鳥の声でお目覚め♪
カラ類、クマゲラ、ヤマゲラ、猛禽類と思われる謎の声によって起こされました。
一時間位ポケーっと鳥の声を聞きながらゆっくりして、朝日の写真を撮りながら朝帰り[アハハ/]
満月の夜の雪中ビバーク、結構オススメですよ(・∀・)
鰊御殿とまり
先日の休日、長男と2人で積丹半島ドライブに行きました。
といっても、途中の神恵内村で温泉に入り、引き返しただけですが、久しぶりに走った海岸線は、道路も新しくなり快適でした。
ニセコから車で一時間圏の神恵内村と、その道すがらの街並みは、山間のそれとまったく違う風情で興味をそそります。運転に支障がでるほど珍しいものがいっぱいでした。
『鰊御殿とまり』の案内が目に留まり、通り過ぎたのですが、わざわざバックして入ってみました。
冬季閉館中で中には入れなかったのですが、歴史を感じさせる建物と、見下ろす泊漁港の風景をみれて、十分満足できました。
もう、鰊と聞いて北海道と連想する人も少なくなったと思いますが、北海道の日本海側では、明治から昭和初期にかけて、鰊漁でそうとう賑わったのでした。
現在の泊村の人口、神恵内村とあわせても約3,500人。
鰊漁がピークの時は二村あわせて約12,500人もいました。
当時の27.6%の人口しか今はありません。
周辺の村も鰊が来なくなり、衰退していったと思われます。
1月から漁の準備、3月・4月が本番。5月には終了。
1月に、ニセコから岩内や泊に出稼ぎにいき、5月から農作業に入るという暮らし方もあったかもしれませんね。
100年前の、華やいだころを偲びながらの、遺産めぐりも面白いものです。
氷割り
のんきな冬型が去り、また春が戻ってきたニセコです。
今日は、朝から気持ちよく晴れていました。
いつも除雪をしていたところは、既にアスファルトが出ています。
昼から、建物のうらの、日のあたらない場所の氷割りをしました。
重機では対応できない、いりくんだところは、鉄のスコップ(先のとがった剣先という奴)とツルハシでガツガツと割っていきます。
割った氷を、日のあたるアスファルトの上に放り投げると、みるみる融けて、お日様と一緒に働いている気がします。
厚い所では、30㎝以上の氷が張っていて、かなり重労働なのですが、どんどん氷がめくれる気持ちよさに、つい夢中になってしまいました。
ポカポカ
今日は天気も良く、ポカポカ陽気だったので羊蹄山麓へ散策に行ってきました☆
3月だというのに春の様に暖かくて、気持ち良かったです!
あまりにも気持ち良いのでポケーっと1時間もウトウトしていたり、野鳥観察したりと楽しい時間を過ごしてました。
羊蹄山麓は静かで深い森。じーっとしてると、ものすごく静かで鳥の声、木から雪の落ちる音、風の音…身体の五感が研ぎ澄まされているのを感じます。まるで自然と一体化している様な感じ。
結構幸せを感じる時でもあります[にこっ/]
森の中を歩いてると半分倒れているイタヤカエデの木から樹液が
雪を黄色く染めていました。(動物の尿に見えますが違います)
春にかけて樹液が多くなる時期にはよく見かけます。
イタヤカエデはメープルシロップの木・サトウカエデ(カナダの国旗の木です)の仲間。
ですから甘い樹液が出ます☆だいたいメープルシロップの3分の1位の含糖率です。
たまにイタヤカエデの木から『つらら』が黄色く垂れている時は天然キャンディー♪
今日のはあまり甘くなかったですけどね(笑)
その後はクマゲラの観察。
もうすぐ繁殖期を迎えるクマゲラ達は元気に森の中で活動しています。
距離があったのであんまりうまく撮れませんでしたが…
パドルクラブ テレマークスキー デュアルスプリントレース
春分の日の昨日、ニセコモイワスキー場で「パドルクラブ テレマークスキー デュアルスプリントレース」が開催されました。
久しぶりの陽気の中、参加者の熱い戦いがくりひろげられました。
今回もジャッジとしてお手伝いです。
デュアルレースは同じバーンに同じセットの旗門を2列にセットし、同時にスタートした参加者のうち先にゴールしたほうが勝ち、という単純なもの。
しかし、微妙なセットの違いや、バーンのうねりの違い、選手の相性などで、どちらのコースを選ぶかが重要。しかも対戦相手との駆け引きやプレッシャーなどの心理戦もあり、選手ばかりでなく見ているほうも手に汗握るスリリングなレースなのです。
優勝は、ヒラフのパトロールHさん、準優勝も同僚のOさん。
2人の滑りは他を圧倒していました。決勝でもほぼ同着。2本目、わずかにバランスを崩したOさんがペナルティーを犯しその差で勝敗が決まるといった、まさに名勝負。
会場は大盛り上がりでした。
もしかしたらと優勝のHさんに「お仕事のときもテレマーク?」と聞くと。「アルペンは持ってないんだよね~わはは!」と高笑い。
ヒラフでテレマークのノッポパトロールを見かけたら、それがHさんかも。
3月19日スノーシューダウンヒル
3月も末になりましたが、冬型の気圧配置が続いて2月上旬の気候です。
降雪も2月並みに増えてきたので「スノーシューダウンヒル」を再開しました。
今日のお客様は西宮からこられた御夫婦です。
ニセコにはスキーでよく来られているそうですが、スノーシューは初めてなのだそうです。
昨日の降雪で最高のコンディション。3月下旬とは思えない雪質です。
急斜面の下りでは、柔らかい雪のおかげで滑って転んでもぜんぜん平気です。
昼近くになり日が差して、雪が湿っほく重くなりましたが、スノーシューで下るには逆にスピードが出にくく安定しました。
スキーで入れない林の中でも、斜面を下り深雪の感触を味わう事の出来るスノーシューの魅力を、実感していただけたと思います。
お二人ともスキーの経験のおかげか、初めてでも急斜面をものとせず楽しんで下っていらっしゃいました。次回、雪がもっと豊富で、深い新雪のとき参加していただいたら、急斜面を駆け下ることも楽しめると思いますよ。お待ちしております。