のんきな冬型が去り、また春が戻ってきたニセコです。
今日は、朝から気持ちよく晴れていました。
いつも除雪をしていたところは、既にアスファルトが出ています。
昼から、建物のうらの、日のあたらない場所の氷割りをしました。
重機では対応できない、いりくんだところは、鉄のスコップ(先のとがった剣先という奴)とツルハシでガツガツと割っていきます。
割った氷を、日のあたるアスファルトの上に放り投げると、みるみる融けて、お日様と一緒に働いている気がします。
厚い所では、30㎝以上の氷が張っていて、かなり重労働なのですが、どんどん氷がめくれる気持ちよさに、つい夢中になってしまいました。
月別アーカイブ: 2007年3月
ポカポカ
今日は天気も良く、ポカポカ陽気だったので羊蹄山麓へ散策に行ってきました☆
3月だというのに春の様に暖かくて、気持ち良かったです!
あまりにも気持ち良いのでポケーっと1時間もウトウトしていたり、野鳥観察したりと楽しい時間を過ごしてました。
羊蹄山麓は静かで深い森。じーっとしてると、ものすごく静かで鳥の声、木から雪の落ちる音、風の音…身体の五感が研ぎ澄まされているのを感じます。まるで自然と一体化している様な感じ。
結構幸せを感じる時でもあります[にこっ/]
森の中を歩いてると半分倒れているイタヤカエデの木から樹液が
雪を黄色く染めていました。(動物の尿に見えますが違います)
春にかけて樹液が多くなる時期にはよく見かけます。
イタヤカエデはメープルシロップの木・サトウカエデ(カナダの国旗の木です)の仲間。
ですから甘い樹液が出ます☆だいたいメープルシロップの3分の1位の含糖率です。
たまにイタヤカエデの木から『つらら』が黄色く垂れている時は天然キャンディー♪
今日のはあまり甘くなかったですけどね(笑)
その後はクマゲラの観察。
もうすぐ繁殖期を迎えるクマゲラ達は元気に森の中で活動しています。
距離があったのであんまりうまく撮れませんでしたが…
パドルクラブ テレマークスキー デュアルスプリントレース
春分の日の昨日、ニセコモイワスキー場で「パドルクラブ テレマークスキー デュアルスプリントレース」が開催されました。
久しぶりの陽気の中、参加者の熱い戦いがくりひろげられました。
今回もジャッジとしてお手伝いです。
デュアルレースは同じバーンに同じセットの旗門を2列にセットし、同時にスタートした参加者のうち先にゴールしたほうが勝ち、という単純なもの。
しかし、微妙なセットの違いや、バーンのうねりの違い、選手の相性などで、どちらのコースを選ぶかが重要。しかも対戦相手との駆け引きやプレッシャーなどの心理戦もあり、選手ばかりでなく見ているほうも手に汗握るスリリングなレースなのです。
優勝は、ヒラフのパトロールHさん、準優勝も同僚のOさん。
2人の滑りは他を圧倒していました。決勝でもほぼ同着。2本目、わずかにバランスを崩したOさんがペナルティーを犯しその差で勝敗が決まるといった、まさに名勝負。
会場は大盛り上がりでした。
もしかしたらと優勝のHさんに「お仕事のときもテレマーク?」と聞くと。「アルペンは持ってないんだよね~わはは!」と高笑い。
ヒラフでテレマークのノッポパトロールを見かけたら、それがHさんかも。
3月19日スノーシューダウンヒル
3月も末になりましたが、冬型の気圧配置が続いて2月上旬の気候です。
降雪も2月並みに増えてきたので「スノーシューダウンヒル」を再開しました。
今日のお客様は西宮からこられた御夫婦です。
ニセコにはスキーでよく来られているそうですが、スノーシューは初めてなのだそうです。
昨日の降雪で最高のコンディション。3月下旬とは思えない雪質です。
急斜面の下りでは、柔らかい雪のおかげで滑って転んでもぜんぜん平気です。
昼近くになり日が差して、雪が湿っほく重くなりましたが、スノーシューで下るには逆にスピードが出にくく安定しました。
スキーで入れない林の中でも、斜面を下り深雪の感触を味わう事の出来るスノーシューの魅力を、実感していただけたと思います。
お二人ともスキーの経験のおかげか、初めてでも急斜面をものとせず楽しんで下っていらっしゃいました。次回、雪がもっと豊富で、深い新雪のとき参加していただいたら、急斜面を駆け下ることも楽しめると思いますよ。お待ちしております。
久しぶりの青空
昨日のスノーシューツアーは福岡からの娘さん3人組。
大雪後のツアーだったので、スノーシューでも深雪の感触が楽しめました。
時折、太陽が出てきて森の中を明るく照らします。
トドマツ、エゾマツの大木や倒木のブリッジ。
神秘的な森の中の散策ツアーでした。
吹き溜まり
スキー場には恵の雪が降った今回の冬型。
強い西風のおまけ付きでした。
今日もリフト運行状況は芳しくなく、予約が入っていた「スノーシューダウンヒル」もアンヌプリゴンドラ運休にて中止。まあ、ゴンドラが動いていたとしても、フィールドに危険要因が多いと思われるので中止になったかもしれませんが。
スキー・ボード愛好者は、明日か明後日のパウダー解禁が待ち遠しく思えるのではないでしょうか。もちろん私もその一人。風が強いので山頂付近はどうかと思いますが、吹き溜まりにはバッフバッフと・・。
その反面、雪国で暮らす生活者にとっては厄介な雪。春の陽気を味あわせたあとのこの仕打ちは、まさに冷や水を浴びせられたよう。もう、15年近い北海道生活ですが、毎年この時期の大雪には嫌気が差すというか、憂鬱になるというか。まるで居酒屋でバイトしていた時、閉店間際に大人数がきて、たくさんの注文が・・。ほとんど洗い物も終わってたのに。。そんな心境。
でも、天気にはかないません。気持ちを切り換えて除雪!除雪!春はすぐそこに来てますよ。
風の強い降雪時にできる吹き溜まりは、何も山ばかりではなく住宅街でもあちこちに発生します。風向きや遮へい物、土地の高低、さまざまな要素が複雑に絡み合って雪が溜まるのですが、我が家の玄関側は風の通り道なのか毎回吹き溜まりが発生。今日も玄関を開けると、じみーな小型セダンのマイカーが、なんかスーパーカーみたく変身。ミニバンの妻の車もワンボックスに変ってました。
春の吹雪
毎年、もう春だと気を抜いたらこんな日が。
日中の気温もマイナスのまま、しっかりとした真冬日です。
西の風が強く、アンヌプリスキー場は15:35より全リフトが停止です。
今日のツアーもオールキャンセル。
明日も影響が出ると思います。