月別アーカイブ: 2009年5月

カモメの御馳走

本日のカヌーツアーの出来事でした。
休憩の中州に上がったちょうどその時、1羽のカモメが浅瀬に舞い降りました。
バシャと水音をたててなにやら捕まえた様子です。トコトコ岸にあがってきたカモメは何かくわえていました。
よく見るとウナギのようです。

ニンマリ顔のカモメ君。今日は御馳走にありつけた?

びっくりする私たちを横目に、カモメは優雅に飛び去って行きました。

うなぎはヤツメウナギという種類で、昔から目にいいとされ尻別川でも漁がおこなわれています。ヤツメウナギドリンクは蘭越町の名産品です。
カモメはオオセグロカモメ。尻別川カヌーツアーでよく見かける鳥の一種です。


有珠山に登ってきました

5月26日  温かい初夏を思わせるような日差しの中、愛知県からの修学旅行生280名と有珠山登山に行ってきました。
有珠山はいまから2万年前の噴火でできた、現在も活発な活動を維持する現役バリバリの活火山です。
2000年の噴火は今も記憶に新しい出来事ですね。
有珠山の標高は737mですが、登山で登れる展望台は520m。ほとんど海の高さからの登山なので、標高差は500mぐらい。ちょうどいい運動です。
7クラスを7人のガイドが案内します。途中にクマゲラの食痕があったり、セミの抜け殻、カエデの花など、興味深いものがたくさん。センダイムシクイ、キビタキ、エゾムシクイ、アカゲラなんかのさえずりがBGMでした。

1時間も登ると視界が開ける作業道路と交差します。
すぐ近くで水蒸気が上がるのが見られるので、生徒達は「さすが活火山だなー」と感激です。
有珠山はジオパーク(世界地質遺産)にも指定され、興味深いものをたくさん見せてくれます。

しばらく休憩した後、残りの行程に臨みます。
でも、ここまでくればあとほんの少しなんです。

30分もかからないで外輪に到着。
今までの森林と違い、活火山の荒々しい山肌が出迎えてくれます。

前回の登山とは打って変わってポカポカ陽気の有珠山展望台。
羊蹄山も洞爺湖越しにこんなにはっきり。

去年、サミットが開催されたウインザーホテルと昆布岳。

のどかで展望もよく最高の登山でした。
生徒さん達もいい思い出になったことでしょう。


ラフティングツアーに参加してみました

今週の日曜日、ニセコのライオンアドベンチャーさん主催の、ラフティングツアーに参加してきました。春の激流ラフティングというだけあり、かなりエキサイティングな中身でした。

実は、ライオンアドベンチャーの代表下田さんから、地元の我々にもラフティングの楽しさを知ってもらいたいということで招待され、NOCスタッフ3人でお邪魔したというわけです。
ライオンスタッフの皆さん、よろしくお願いします!

スタート前。
ちょっと緊張してますかね。いつも漕いでいるフィールドとはまったく違う領域に入ってきました。
はじめにそれぞれ自己紹介があり、ニックネームで呼び合います。私はシゲということに、あとケンジとウッキーがNOCのガイドです。誰がどれだかわかりますか?
そのほかに札幌からの女の子が3名。ラフトは3回目で、頼りになりそうです。

そして、ガイドはシンちゃんこと、ライオンアドベンチャー代表の下田さん。
頼りになります。

最初の瀬の洗礼です。思いっきり冷たい水をかぶって気持ちも高ぶります。
このコースはロケーションも最高で、野鳥の声や新緑など自然度も高いです。

シンちゃんの熱心なガイドで過ぎる時間を忘れてしまいました。

たまにガイドされるのもいいものです。

ツアー後半は更にエキサイティングなコースで、次から次からデカイ波が覆いかぶさります。振り落とされないよう必死なんですが、なぜか笑顔になっているのが不思議です。

ようやくニセコの景色が見えてきて、ニセコ大橋の下でゴールしました。

爽快感と、心地よい疲労感が残ります。

春のエキサイティングなコースは5月末まで行なうそうです。(水量によるかも)

ライオンアドベンチャースタッフの皆さん、ありがとうございました。


ニューインドアプログラム

今晩は、南です。
今日は新しいNOCのインドアプログラム、
「グラスリッツェン」
「羊毛クラフト」
のスタッフ研修を行いました。

グラスリッツェンとは、ダイヤモンドペンでグラスに模様をつけるもので、
とても奇麗な作品が出来上がります。
羊毛クラフトは、羊の毛を使っていろいろな物を描きます。

どちらも時間を忘れるほど集中してしまい、時間が過ぎるのを忘れてしまいます。

グラスリッツェンの研修風景。

rizzen2

作品例です。

羊毛クラフトは、立体感のある仕上がりと、ふわふわしたやわらかい感じがとても魅力です。

作品は、フレームに入れてお渡しします。


子供の日

5月5日のこどもの日です。
今日もたくさんのお客様、そして子供たちにカヌーを体験していただきました。
コース上にも桜が咲いて、春らしい風景です。
野鳥のさえずりも漕ぎながら聞こえて、とってもいい雰囲気です。
午前のツアーでは、休憩で上がった林の中でアオジをみました。
オシドリやオオジシギもいたそうです。
午後のツアーでは、アカゲラのドラミング、ウグイスとセンダイムシクイのさえずりが聞こえ、ヤマセミが姿を現しました。
遠くの山々には残雪がのこり、桜が咲く川沿いを眺めながらカヌーを操る。
BGMは野鳥の声。
最高です。


春のカヌーツアー

毎日いい天気です。
気温がグッと上がると、海からの風が強く吹くのが悩みですが、
さむ~い日よりいいですね。

この時期は、気温と水温に大きなギャップがあります。
温かい気温と裏腹に、水温は10℃以下。
絶対に沈(転覆・落水)しないとは言えませんので、
暑いのを我慢してカヌーウエアーを来てもらっています。

今日は8歳のお子様の参加がありました。
家族同士で楽しそうでしたよ。
あまり向かい風が吹かなくてよかったよかった。

こんな穏やかな日は、カヌーが滑るように進みます。
本当に滑るような感覚なんです。
楽しいですよ。