月別アーカイブ: 2011年8月

カヌーのみりょく

カナディアンカヌーをテーマにしたトークショーが9月9日に札幌であります。

今年から支笏湖でカナディアンカヌーツアーを提供している
「支笏ガイドハウスかのあ」の松澤氏が「奥深きカヌーの魅力」という題で講演します。

カヌーに興味がある方は、是非足をお運びください。

北海道はカヌーのフィールドがたくさんあり、初心者からエキスパートまで楽しめます。

カナディアンカヌーは家族でも一人でも、日帰りでもキャンプでも、何でも使える素晴らしい乗りものです。

北海道はカヌー天国。

ぜひ仲間になってください。


ウッ!

カヌーで川に出るとたまに出くわす黒づくめの怪しいやつら。

岸の岩場にたむろして、川魚を狙う集団です。

いえいえ、密漁者ではありませんよ。

今日は鵜の話です。

尻別川には7月ぐらいから姿を見せます。

以前は夏から秋にかけてたくさんの鵜を見ることができましたが、

最近とても数が減りました。鮎が減った影響でしょうか?

鵜は水中に潜り、羽根を使って自由に泳ぎ魚を捕まえます。

大きな魚でもまるごとのみ込むので、「うのみにする」の語源にもなっています。

潜れるのはいいのですが、飛び立つのがカモより遅く、いつまでも水面をバシャバシャ蹴って、やっと飛びあがります。

たまに岩の上などで羽根を広げて乾かしたり、手入れを行ってます。

そのときカヌーが近づくと、残念そうにまた川に飛び込み逃げるところが可愛くもあります。

カモと違い鵜は首から上しか水面にでません。

一度潜ると1分ほどいなくなりますが、すぐ近くの水面にひょこっと顔を出します。

カヌーの前をまるで道案内のように、顔を出したりもぐったりする鵜はとても愛嬌があります。

見た目は真っ黒で気味が悪いと思われるかもしれませんが、よく見るとかわいい鳥です。

日本には川鵜と海鵜がいますが、北海道には海鵜しかいないと言われてきました。

近年はたくさんの川鵜が渡ってきているそうです。

尻別川の鵜はどちらだろう?と長年思っていましたが、最近やっと顔がはっきり写った写真が撮れ判明しました。

上の写真、口元をアップで見ると端に切れ込みがあります。

これは海鵜の特徴で、川鵜は切れ込みがありません。

まあ、すべての鵜が海鵜かどうかわかりませんが、とりあえず尻別川にいるのは海鵜かな、とすっきりしましたよ~ウッ!


神仙沼情報 8/8

最近の神仙沼では、湿原に入ると薄紫のタチギボウシが咲き乱れています。

また湿原の中には、白い小さなウメバチソウの姿も見えます。

一つ目の沼には、黄色いネムロコウホネが水面に浮かんでいます。
丸くてかわいらしい花です。
水面にあり、なかなか近くで見られないのが残念です。

神仙沼のほとりにはサワギキョウが咲き始めています。
これからもっと増えるでしょう。

北海道も、暑い日が続いていますが、神仙沼は少しだけ涼しい気がします。

また晴れた日でも、ここだけ霧が出ていたりして、幻想的なところです。

ぜひ訪れてみてください。


え~と。。

今年の干支はなんでしたっけ?

え~と・・・。

この時期になるとすっかり忘れる今年の干支。

もう新年から8カ月たちますもんね。

今日は、「もう忘れたんかい!」

と、カヌーコースの脇に姿を見せてくれました。


エゾユキウサギ

冬見るとかわいいユキウサギ。

ですが、今は夏毛なんでちょっと可愛くないかな?一瞬、ちっちゃい鹿かと思った。

冬になればフサフサの白い毛にかわり、雪の上をぴょんぴょん走る、名前通りの姿になります。

夏も冬も走るのは早いですよ。カメラが追いつかなかった。。

ところで、川の上にもウサギがいたんですよ。

マッドリバー社製のカヌーにはパイプをくわえたウサギがプリントされています。

これは、カナダの先住民クリ―族の言伝えがモチーフになっています。

”パンサーがウサギを狙っていましたが、ウサギはパイプをふかして余裕たっぷりです。なぜなら、ウサギはパンサーより賢く、絶対に捕まらない自身があるからです”

さあ!みなさんも、この自信たっぷりのウサギのように、自信たっぷりに川に漕ぎ出しましょう!!