さすがに連休です

この連休のニセコは、お天気も良く、どこに行っても車も人も多かったです。

紅葉の季節だからでしょうか、山へゆく道、登山口付近は車がいっぱいでした。

わたしは神仙沼の担当でしたが、ここがまたすごい人でした。

駐車場が満車で、パトカーが来て誘導してくれていますが、車はあふれていました。

予想通り、神仙沼の歩道にも大勢の人が・・・・。

それだけ人気のスポットということですね。

神仙沼へ向かうパノラマラインの紅葉も今が見頃です。

秋を感じるドライブが楽しめますよ。

この日は、秋晴れの素晴らしい天候だったせいもあるのでしょうが、イワオヌプリ、アンヌプリを担当したガイドも最高だったと言っていました。


秋から冬へ

ぶるぶるっ 今朝も寒い朝でした。

3日前と2日前に同じお客様とニセコの山を歩いてきました。
全体的に紅葉のピークはまだ何日か先という感じでしたが、場所によっては今がピークになっているところもありました。
たとえば、ニトヌプリ近くに日本庭園のような場所があり、そこのミネカエデの黄葉とナナカマドの紅葉はきれいでした。
鏡沼もナナカマドの紅葉と草もみじがきれいでした。

ところが、昨日、今日と朝は冷え込み、ときおり雨も降っていて、きのう羊蹄山が初冠雪、そして今日ニセコアンヌプリも初冠雪が確認できました。山では雪だったんですねぇ。

明日も寒い予報なので、標高の高い峠越えなどをする方は冬装備をしたほうが安心です。
でも、あさってから1週間の予想最高気温は20度近くになっているので、まだまだ山の紅葉は楽しめそうですね。


コロコロコロ・・・・キョーン

前回の台風で土砂崩れが起き、神仙沼へむかう道道66号線が、通行止めだったため、代替として半月湖を最近はご案内していました。

写真には写っていませんが羊蹄山がバックに見えます。

羊蹄山のふもとに位置する半月湖は、神仙沼にくらべ木の種類が多く、また鳥も多いことで知られています。

湖面には、マガモの姿が見えました。

また、湖の向こうの林から、コロコロコロ・・・、キョーンというよく通る声が聞こえます。

この声の主わかりますか?

実は天然記念物のクマゲラです。

飛んでいるときは、コロコロコロ・・・・と鳴き、とまるとキョーン、キョーンと鳴きます。

全身が真っ黒で、後頭部が赤いのが特徴です。

46cmの大きな鳥ですが、なかなかその姿にお目にかかれないのです。

クマゲラは、舟彫り型と呼ばれる楕円形の大きな穴を幹に彫ります。

そのためアイヌ語でチップタッチカップカムイ「舟・彫る・鳥・神」と呼ばれています。

NOCのイメージキャラクターにもなっています。

半月湖の紅葉は例年なら10月中ごろからですが、
まだ緑の多い中、一足早く黄色になっているイタヤカエデが目立っていました。

この時期ならではの、実を付けている植物をみることができます。

きょう9・22の午後から、道道66号線が開通しましたので、明日からは神仙沼ツアーが再開です。


ニセコフェスティバル

本日より「ニセコフェスティバル」が開催されます。

たくさんの催しがある、秋のニセコ満喫のロングイベントです。

NOCではニセコフェスティバルの「ニセコ魅力博」と「ニセコトレジャーハント」に参加しています。

〇ニセコ魅力博
清流尻別川の生き物と鮭の遡上の見学カヌーツアー
ニセコの秋の見どころ いっぱいネーチャーツアー

ニセコトレジャーハント

よろしくお願いします。


台風12号

たいへんな大雨でした。

大雨洪水警報が出て、町内の一部に避難勧告が発令。

カヌーで利用している河川公園も水没してしまい、水が引いた今もドロドロです。

水がたまり流れがあたらないところは、細かい泥が残ります。
ここはスタートに使っていたところですがしばらく使えそうにもありませんね。
流れがあたる場所はきれいなんですが。

ゴールの柳の林だった河畔は流木が柳を倒し、砂が溜まり、あたらしい砂浜に変わりました。

多いところでは1m以上の砂が堆積しています。

これから水位がさがれば、もっといろいろな変化が把握できると思います。

さて、たまった砂の上で足元をよく見ると、なんだか変な模様があちらこちらに。

何だと思います?
もちろん人間が描いたものではないですよ。
知りたい方はツアーに参加してね!


カヌーのみりょく

カナディアンカヌーをテーマにしたトークショーが9月9日に札幌であります。

今年から支笏湖でカナディアンカヌーツアーを提供している
「支笏ガイドハウスかのあ」の松澤氏が「奥深きカヌーの魅力」という題で講演します。

カヌーに興味がある方は、是非足をお運びください。

北海道はカヌーのフィールドがたくさんあり、初心者からエキスパートまで楽しめます。

カナディアンカヌーは家族でも一人でも、日帰りでもキャンプでも、何でも使える素晴らしい乗りものです。

北海道はカヌー天国。

ぜひ仲間になってください。


ウッ!

カヌーで川に出るとたまに出くわす黒づくめの怪しいやつら。

岸の岩場にたむろして、川魚を狙う集団です。

いえいえ、密漁者ではありませんよ。

今日は鵜の話です。

尻別川には7月ぐらいから姿を見せます。

以前は夏から秋にかけてたくさんの鵜を見ることができましたが、

最近とても数が減りました。鮎が減った影響でしょうか?

鵜は水中に潜り、羽根を使って自由に泳ぎ魚を捕まえます。

大きな魚でもまるごとのみ込むので、「うのみにする」の語源にもなっています。

潜れるのはいいのですが、飛び立つのがカモより遅く、いつまでも水面をバシャバシャ蹴って、やっと飛びあがります。

たまに岩の上などで羽根を広げて乾かしたり、手入れを行ってます。

そのときカヌーが近づくと、残念そうにまた川に飛び込み逃げるところが可愛くもあります。

カモと違い鵜は首から上しか水面にでません。

一度潜ると1分ほどいなくなりますが、すぐ近くの水面にひょこっと顔を出します。

カヌーの前をまるで道案内のように、顔を出したりもぐったりする鵜はとても愛嬌があります。

見た目は真っ黒で気味が悪いと思われるかもしれませんが、よく見るとかわいい鳥です。

日本には川鵜と海鵜がいますが、北海道には海鵜しかいないと言われてきました。

近年はたくさんの川鵜が渡ってきているそうです。

尻別川の鵜はどちらだろう?と長年思っていましたが、最近やっと顔がはっきり写った写真が撮れ判明しました。

上の写真、口元をアップで見ると端に切れ込みがあります。

これは海鵜の特徴で、川鵜は切れ込みがありません。

まあ、すべての鵜が海鵜かどうかわかりませんが、とりあえず尻別川にいるのは海鵜かな、とすっきりしましたよ~ウッ!