神仙沼情報 8/8

最近の神仙沼では、湿原に入ると薄紫のタチギボウシが咲き乱れています。

また湿原の中には、白い小さなウメバチソウの姿も見えます。

一つ目の沼には、黄色いネムロコウホネが水面に浮かんでいます。
丸くてかわいらしい花です。
水面にあり、なかなか近くで見られないのが残念です。

神仙沼のほとりにはサワギキョウが咲き始めています。
これからもっと増えるでしょう。

北海道も、暑い日が続いていますが、神仙沼は少しだけ涼しい気がします。

また晴れた日でも、ここだけ霧が出ていたりして、幻想的なところです。

ぜひ訪れてみてください。


え~と。。

今年の干支はなんでしたっけ?

え~と・・・。

この時期になるとすっかり忘れる今年の干支。

もう新年から8カ月たちますもんね。

今日は、「もう忘れたんかい!」

と、カヌーコースの脇に姿を見せてくれました。


エゾユキウサギ

冬見るとかわいいユキウサギ。

ですが、今は夏毛なんでちょっと可愛くないかな?一瞬、ちっちゃい鹿かと思った。

冬になればフサフサの白い毛にかわり、雪の上をぴょんぴょん走る、名前通りの姿になります。

夏も冬も走るのは早いですよ。カメラが追いつかなかった。。

ところで、川の上にもウサギがいたんですよ。

マッドリバー社製のカヌーにはパイプをくわえたウサギがプリントされています。

これは、カナダの先住民クリ―族の言伝えがモチーフになっています。

”パンサーがウサギを狙っていましたが、ウサギはパイプをふかして余裕たっぷりです。なぜなら、ウサギはパンサーより賢く、絶対に捕まらない自身があるからです”

さあ!みなさんも、この自信たっぷりのウサギのように、自信たっぷりに川に漕ぎ出しましょう!!


川の流れを体験しよう!

川のながれってホントに不思議です。

同じ川でも速いとこ、遅いとこ、逆向きに流れているところもありますね。

曲がりながら流れていたり、波があったり、渦があったり。

でも、ぷかぷかと浮きながら川に流されるのは理屈抜きでおもしろい!

しっかりとライフジャケットを着ければ安心して体験できます。

いま、「尻別川カヌーツーリング」に参加いただくと、この「川の流れ体験」に参加できます。

ただ、川に流されるだけ、大人でも子供でも大丈夫!

ガイドがしっかりとサポートしますから安心です。

参加は無料!カヌーツアーの休憩時に申し出てください。

参加者には記念品を差し上げます。

簡単なんだけど、実は安全な流され方が体得できる貴重な経験です。

とくに子供たちにはたくさん参加してほしいなぁ~。

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しっかりと手と足を水面から出して、前を向いています。う~ん、いい流され方です。


こんなツアーもできますよ

カヌーの楽しみは多種多様。

カヌーを操り、行きたいところに行けることが楽しい人。

川の流れを感じ、周りの自然を楽しむ人。

相棒と協力して漕ぐことで、さらに絆を深めたい人。

最近は、愛犬とカヌーを楽しみたいという方も増えてきました。

ほんと、カヌーの楽しみはさまざまです。

今日は写真がお好きなご夫婦がツアーに参加され、

カヌーから(川の中から)の風景を撮りたいというリクエスト。

もちろんカメラを持ったらパドルは握れませんので、ガイドが一緒に乗りました。

とっても満足いく写真が撮れたそうです。

もし、こんなツアーがしたい、こんなことをしたいというリクエストがございましたら、なんでもご相談ください。
できる範囲でお応えします!


カヌーから見える自然

カヌーに乗りながら自然の営みを見て楽しむ。

カヌーツーリングのだいご味ですね。

今日は、カヌーツーリング中に見ることができる、尻別川の自然を少し紹介します。


バイカモ

きれいな水に咲く、梅の花に似た水草です。

尻別川では下流域にあたる蘭越町付近でも見ることができます。

年々増えているように感じます。


オニグルミ

沢や川沿い多い広葉樹。

この実は食べれますが、ちょっと処理が必要。

昔、アイヌ民族はこの木の汁で黒色の染料を作っていました。


エゾノニワトコ

もうニワトコの実がなる季節になりました。

別名接骨木ともいわれ、打ち身、ねんざ、骨折に、この木の粉末を水で練って患部に張るとか。

さて、本当に効くのでしょうか?

遠い昔、この赤い実で果実酒を作っていたようです。


ミヤマカラスアゲハ

ゴール付近で最近たくさん飛んでいます。

たまに地面に舞い降り、吸水しています。

青みがかった美しい翅をもつ蝶です。

このほかにもたくさんの自然を見ることができます。

貴重すぎてブログでは書けないものもありますよ。(笑)

是非、参加頂き、ご自身で確かめてください。


小樽に北前船を見に行きました

江戸時代から明治まで、北海道と本州を結び、日本の物流の一翼を担った北前船。

その北前船を、平成17年に青森市の「みちのく北方漁船博物館財団」が忠実に復元した「みちのく丸」が、小樽の築港臨港公園で一般公開されていました。

全長32m、最大幅8.5m 積載量150t 米俵なら2千数百表は積めます。

当時は14~17人の男たちで荒波にくり出し、命がけで物資を運搬していたそうです。

リスクが高い分、成功すれば儲けも大きく、一代で巨万の富をえた人物もいるそうです。

私も、司馬遼太郎の「菜の花の沖」を読み、勇気と知恵と冒険心をもった北前船乗りに憧れたものです。

しかし、この木造船は元々近海を行くためのもので、大阪から北海道のような長距離、外海航行に向く船ではなかったため、難破する船も多かったとか。

江戸幕府に規制されていたため、外洋向けの船を作れなかったのが原因です。

自身の存続の為に規制を掛け、民に苦難を強いることはどの時代にもある話なんですね。


ツアー出発!

昨日の続きです。

エディーでカヌーに慣れたら、いよいよツアーに出発します。

川を横切るように中央部に向かうと、まずカヌーの前部が流れに乗り、カヌーは自然と川下側に向きを変えます。

一番流れの速いところ、本流とか流芯と言いますが、実はそこに乗るのが一番安定し、操作も楽なんです。

皆さんも怖がらず、流芯に乗ってください。

エディーから本流に入ると、カヌーはどんどん加速して流速と同じスピードになります。

そこで手を休めたらいけません。カヌーは推進力がないと不安定になります。

川の流れより、さらに速く進むつもりで漕いでくださいね。

流れに乗ったカヌーはすぐ視界から消えてしまいました。

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