元気いっぱい

先週、NOCでお手伝いしている南幌町のキャンプに行ってきました!
場所はニセコです。
例年、必ずキャンプ中に雨が降るというジンクスがありましたが今年は大丈夫☆
むしろ暑過ぎでまいりました。。
川遊びでは箱メガネを使った水中観察やタモでの魚獲り。カヌー体験もしました!
山遊びではナイフや鉈の使い方を練習したり、自然の物を使った遊びなどをしました。三日目には五色温泉~大谷地へトレッキングも。
ずっと天気良くて最高に気持ち良かったです☆
『自然の中で遊ぶ事』はとっても大切な事。
それを感じてくれてたら良いなと思ってます。
25.9:240:320:0:0:111.JPG:center:1:1:タモを使った追い込み漁。魚獲れるかな?:
26.5:320:240:0:0:222.JPG:center:1:1:大沼にてニホンザリガニ探し中:
24.1:320:240:0:0:333.JPG:center:1:1:快晴のイワオヌプリ山頂☆:


渇水

きのうの新聞によると、小樽では21日間一滴の雨も降っていないらしい。1953年からの統計で初めてのことだって。
ここニセコでも同じ。まったく雨が降らない。
アウトドアをするにはもってこいなんですが困ることも出てきました。
尻別川も水量が減って、カヌーのコース上も浅くて底をズリズリすってしまうところがでてきました。ゴールの砂浜もどんどん干上がって、カヌーを運ぶのがつらい・・。
林道を走ったら車もホコリだらけ。
夜の間にさっと降ってほしいですね。


せせらぎ祭り

7月30日、蘭越町のランラン公園で「せせらぎ祭り」が開催されました。
われわれNOCのメンバーは「カヌー体験」のお手伝い。
予想以上の参加者数で3回も実施しましたよ!
来年もよろしくお願いします。
33.1:270:360:0:0:DSCN3174.JPG:right:1:1:いかだくだりと一緒にスタート。:


早口言葉

植物の名前っておもしろいですね。
いろいろな意味や言い伝えがあって、本などで「あっなるほど!」ってうならせられることもしばしば。
今日は長くて舌をかみそうな花の名前をご紹介。
「ナガボノシロワレモコウ」
長い穂の白いワレモコウという意味。
32.3:250:188:0:0:warremokou:right:1:1:ナガボノシロワレモコウ:
13.4:250:188:0:0:waremokou:right:1:1:ナガボノアカワレモコウ:
こちらは赤いので「ナガボノアカワレモコウ」という名前です。
「ヒロハヘビノボラズ」
39:250:188:0:0:hirohano:right:1:1:ヒロハヘビノボラズ:
葉っぱを拡大すると
7.6:250:188:0:0:hebi:right:1:1:ヒロハヘビノボラズの葉:
一目瞭然ですね。
植物だけじゃなく昆虫や動物の名前の由来を調べると結構楽しめます。


観察旅行~風景編

動物以外もちょこっと紹介。
ここでは、北海道ではまだ繁殖記録のない「イヌワシ」が観察されているので、目を皿にして断崖を一つずつ探しました。当然見つけられませんでしたが、本当に天狗が飛んでいそうな風景でした。(イヌワシは天狗伝説のモデルになっています)
103.4:300:225:0:0:060718taisetu_(2):center:1:1::
イワブクロ。
霧がかかっていたせいもあり、花が輝いて見えます。
33.3:300:225:0:0:060718taisetu_(11):center:1:1::
イワヒゲ。
かわいらしく、たくさん咲いていました。
36.6:300:225:0:0:060718taisetu_(34):center:1:1::
エゾノツガザクラ。
壺を逆さまにしたような小さな花です。色がとてもきれいでした。
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色とりどりの花がいっぱいです。
雪の多い北海道では夏が短いため、芽吹きから開花までの生育期間が短い花が多く、一度にたくさんの種類が咲き乱れます。
125.5:300:225:0:0:060718taisetu_(77):center:1:1::


アポイ岳

先週、日高山脈の南端「アポイ岳」に行ってきました。
アポイ岳は花の名所として人気があり、アポイ固有種も多いという貴重な山です。
それは夏は霧が多く冬は積雪が少ないのと、かんらん岩という土壌との作用で、通常と異なる植物分布がある為です。
花の一番いい時期は過ぎていたのですが、それでも「エゾコウゾリナ」などの固有種などが咲いている姿を見ることができました。
810mの低い山ですが、太平洋の素晴らしい眺めと、いろいろな変わった植物があり楽しかったです。
(正直、固有種といってもそんな違いがわかるほどの眼は持っていないのですが・・・)
12.9:250:188:0:0:登山口の看板:right:1:1:貴重な種が多いので、移入種防止のため登山口で靴底を洗って入山します。:
14.7:250:188:0:0:サマニオトギリ:right:1:1:「サマニオトギリ」 もう終わりかけの時期です。:
11.6:250:188:0:0:キンロバイ:right:1:1:「キンロバイ」 結構あちこちの咲いていました。これは固有種ではないらしい。:
10.7:250:188:0:0:エゾコウゾリナ:right:1:1:「エゾコウゾリナ」 剃刀菜と書くそうで、全体にある剛毛が「カミソリ」を連想させるらしい。:
8.7:188:251:0:0:6合目:right:1:1:浦河の小学生と抜きつ抜かれつのデットヒート。:
12.3:250:188:0:0:アポイハハコ:right:1:1:「アポイハハコ」 クラフトで使ったら大変です。:
朝、8:30に登り始め、山頂に11:45 下山が15:30とのんびり山行でした。
花の写真を撮ったり、見たことのない樹木を調べたりしているので、朝一緒に出発した人と5合目ですれ違う、という牛歩ぶりです。でも、ニセコとは違う植生は興味大変深かったです。
行きの道中に静内の「アイヌ民族資料館」によりシャクシャイン像を眺め、アポイふもとのキャンプ場に前泊。
翌日アポイ岳登山。前日までのもやっとした天気がウソのように晴れてラッキーでした。
帰りはふもとの「アポイ山荘」の温泉にはいり、静内でラーメンを食べ、帰宅したのは夜10時半でした。
テレビを付け、「ハウルの動く城」を見逃したのを悟り、のんびりしすぎたと反省したのでありました。


観察旅行~動物編

去年に引き続き、今年も夏休み前に休みを取って大雪山方面に観察旅行に出かけました。
今回は動物編で写真を紹介。
ギンザンマシコ。
ツンドラ地帯など寒いの大好きの鳥です。夏の北海道では高山帯の鳥です。本州では少しの記録があるだけの比較的珍しい鳥です。ハイマツの実をもくもくと食べていました。
101:300:225:0:0:060718taisetu_(0026):center:1:1::
ノゴマ。
せわしい声と、喉のきれいな赤が特徴です。
64:300:225:0:0:060718taisetu_(0049):center:1:1::
ビンズイ。
ヒバリのような声で鳴きます。岩に映えてきれいでした。
80.3:300:225:0:0:060718taisetu_(0032):center:1:1::
シマリス。
おなじみのリスですね。人気者です。
106.8:300:225:0:0:060718taisetu_(0072):center:1:1::
ナキウサギ。
今年も4時間ほど張り続けて、見てきました。その名の通り「キチッ」と鳴く小さな小さなウサギです。北海道内でも生息地が限られ、すばしっこいので、なかなか見られません。
91.4:300:225:0:0:060718taisetu_(00111):center:1:1::
花と風景も次回にちょこっと紹介します。