月別アーカイブ: 2009年7月

羊蹄山1

1週間も前の話ですが、ニセコの秀峰「羊蹄山」に登ってきました。
羊蹄山は蝦夷富士とも呼ばれる円錐形の成層火山で、その美しい姿は北海道随一だと思います。美笛峠や中山峠を越えて後志の国にはいるとまず目に入るニセコのランドマークでありまして、洞爺湖からもその姿を望むことができます。
登山口は、「比羅夫」、「真狩」、「京極」、「喜茂別」の4箇所で、比羅夫と真狩が人気のようです。今回も比羅夫ルートから登ることにしました。
羊蹄山は0合目からの登山ですので、標高は1898mとそれほど高くないものの、1日がかりの行程になります。また独立峰で山頂部は風が強く、雨風をしのぐ場所があまりないので、ある程度の装備も必要です。

1合目を過ぎて急な坂を登りきったあたりに、風穴というサインがあります。

山の内部までつながっているこの穴から、常に冷たい空気が出ています。この風穴は羊蹄山のふもとの至る所にあり、昔は食糧貯蔵庫に活用していたところもあるとか。

ただ風穴の前に立つだけでは冷気は感じません。冷たい空気は下を流れますから、地面すれすれに手をかざしてください。真夏でも冷凍庫を開けたような感覚です。
<つづく>


RAC指導者養成講座in豊平川

7月17日~19日の3日間、豊平川でRACリーダー養成講座が開催されました。
私も講師として川に学ぶ体験活動のお手伝いをしてきました。
残念ながら写真はありません。初日はなんとか晴れていましたが、あとは雨でした。
1日目は座学です。活動時の注意やリスクマネジメント、フィールドの特性、などを勉強したのですが、河川工学博士の講義のなかで「200万都市を流れる河川で、豊平川ほど勾配のきつい河川は世界中でも類を見ない。」という言葉が印象的でした。
2日目の川での活動実習では、増水で予定していた幌平橋上流が使えなくなり、南大橋のしたで川の横断や魚獲りを実施。
捕まえた獲物を水槽で観察すると、2年生のヤマメがたくさんいました。ここはほんとに札幌なんだろうか?フクドジョウやウグイ、トビゲラなど生物が豊富です。
3日目はカヌー実習とスローバックレスキューだったのですが、どんどん増水していきます。同日の「豊平川イカダ下り」は中止になったようです。われわれも午前中で川から上がりました。
天候に恵まれず、予定変更や雨の中の活動で主催者、参加者とも大変だったと思います。それでもみなさん真剣なまなざしで、講習を受けておられました。今後の活躍に期待します。


徳瞬瞥岳と三階の滝にいってきました

徳瞬瞥岳登山口はニセコから車で1時間。支笏湖に向かう途中にある「三階の滝」のさらに奥にあります。7月初旬も過ぎるこのころでも、まだまだ花もおおく、野鳥の声もいっぱい聞けました。

咲いていた主な花は、
登山道:ゴゼンタチバナ、ベニバナイチヤクソウ、ウコンウツギ、カラマツソウ

<ゴゼンタチバナの群落>


<カラマツソウ>

山頂:エゾカンゾウ、イワブクロ、チシマフウロ、ヨツバシオガマ、ミヤマオダマキ、ミヤマアズマギク などなど


<ヨツバシオガマの群落>


山頂手前でホロホロ山との分岐があります。

ガズがかかり、せっかくの展望はなしです。

帰りに「三階の滝」を見物。紅葉の時期もいいかも。


雨上がりに・・・・

夕方、東の空にキレイな虹が見えていました
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日本では虹は7色(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)といわれますが、国や文化の違いによって色の数が違うようです。
これは虹には色と色の境目があるわけではなく、徐々に色が変化しているので、例えば「青・藍色・紫」は青色なのだそうです。

みなさんはいくつの色が見えますか?


フライフィッシング

NOCには「フライフィッシング」というプログラムがあります。数ある釣りのひとつなのですが、釣りをしない方にはあまり知られていないかもしれません。

フライフィッシングとは、ラインと呼ばれる釣り糸を空中で振り回しながらどんどん送り出していき、狙ったポイントに着水させ、ラインの先についている「フライ」と呼ばれる疑似餌で魚を釣り上げる釣り方です。
魚を釣る以前に、ラインを送り出して狙ったポイントに着水させる行為自体が面白く、うまくできるようになるとそれだけで満足します。

昔、ブラットピット出演の映画、「リバーランズ・スルーイット」がきっかけでブームにもなりましたが、北海道ではいまだに愛好家が多く、川下りしているとよくフライマンに遭遇します。最近は女性の間でも人気があるようで、フライレディーにも遭遇します。

さて、今回はNOCのフライフィッシング体験を紹介します。


フライの道具とウエダ―を積んで出発です。


すぐ川に行くのではなく、まずはキャスティング(ラインを飛ばす)練習です。


インストラクターが親切丁寧に指導します。


フライと呼ばれる擬似餌です。市販品もありますが、自分で作るのも楽しみの一つです。


慣れてきたら、川に移動。フライをつけて、ウエダーを履いて、実際に釣ってみます。


時間を忘れて竿(ロッド)を振ってしまいます。釣るのは難しいですが、渓流の中でロッドを振るだけで本当に楽しい気分になります。

フライフィッシングは奥深く、すぐ釣れるようになったり、狙った所へキャストできるようにはなりません。体験はフライフィッシングの世界の入口にご案内するようなものです。この体験に参加されてからフライフィッシングの虜になり、今もロッドを振っている”フライマン・フライレディー”が全国にたくさんいらっしゃいます。皆さんもこの奥深く、ちょっとおしゃれなフライフィッシングを体験してみませんか?


緑のきれいな・・


体験工房の壁にとまっていたウンモンスズメ。
緑がきれいな蛾です。
嫌いな人には気持ち悪いかも。じつは私もちょっと虫は苦手です。

朝からずっと壁に張り付いていたので、産卵か?と思って聞いたところ、朝の冷え込みで動けなくなり、暖かくなるのを待っているそうです。
いえ、蛾に聞いたのではなく、昆虫に詳しい方に聞きました。


名古屋名物2

長良川シリーズ最終回名古屋編です。
最終日、北海道に帰るフライトが昼過ぎでしたので、お昼はやっぱり”みそかつ”でしょうと「やばとん」へ向かいました。
そこも行列ができていたのですが、回転率が早いのかさほど待たずにありつけました。これで、教えていただいた名物は二つともいただきました。

お勧めの”わらじカツ定食”はボリュームがありすぎてとっても食べきれる気がしなく、”鉄板カツ定食”にしたのですが、それでもボリュームがあり、途中で苦しくなってきます。濃厚なみそのソースが癖になりそうで、苦しいのですが箸が止まりません。

くるしいおなかをさすりつつ、最後に名古屋城を見て帰路につきました。