きょうは、半月湖ネイチャーツアーに行ってきました。
北海道には珍しく長雨が続いていたのですが(エゾ梅雨と呼んだりします)、
ようやく晴れたかと思うと一気にあたたかくなり、大阪の中学生たちも汗をかきながら
歩きました。
羊蹄山の雪も随分少なくなってきました。
ツツドリの「ポンポン♪」という声が森林にひびき、
アカゲラやゴジュウカラの姿も見ることができました。
毛虫が多かったのが難点。
お花は、イチヤクソウ、サイハイランなど。
エゾアジサイが、もうすぐ咲きそうです。
倶知安の小学生と、尻別川にどんな生き物がいるか?探しに出かけました。
まだまだ水が冷たい尻別川です。児童たちにはウエダーを履いてもらいました。
そして水辺の活動でのマストアイテム、ライフジャケットも着用です。
子供達は、初めてのウエーディングに興奮気味です。
まずは川を渡って中州に行きました。
そして、川の活動時に気をつけること、ウエダー使用時の注意事項をしっかりと理解してもらいます。
川の中にはどんな生き物がいるのでしょう?
魚がいる?虫がいる?
ほとんどの児童は、いることは知っているみたいだけど、
実際見た事があると答えた児童は、数人しかいませんでした。
そこで、川の中に入って、川底を観察してみました。
そしたら、いるいる。
川底には小さな魚がじっとしています。
また、大きめの石をひっくり返したら、なにやらうごめく小さなものが。
「わーっ!」と歓声があちらこちらから聞こえてきました。
網を使って、川の生き物を捕まえてみました。
そして、水槽に入れてじっくり観察してみます。
なかにはヤツメウナギをつかまえた子供もいて、
水槽の中はいろいろな種類の魚と虫でいっぱいになりました。
こんどは違う方法で魚を捕まえよう!
そこで釣りにチャレンジしました。
初めての子供がほとんどで、なかなか釣れませんでしたが、
なかには20cm超の大物を釣り上げた女の子もいました。
最後に、捕まえた生き物について詳しい説明がありました。
いろんな生き物がこの川にたくさん棲んでいることが、
子供達も実感できたようです。
こんな身近に、こんなに素晴らしい自然環境があることを、
子供達は誇りに思うことでしょう。
大きくなっても忘れないでほしいものです。